【この記事でわかること】
- 中部電力ミライズ・東京ガス・東京電力それぞれの電気開始手続きの流れと3社の違い
- 申込みから電気が開通するまでの実測日数(繁忙期は最大14営業日かかるケースあり)
- 同じ申込みで約5,000円相当のポイント還元を受け取る方法(手間はほぼ変わらない)
引越しが決まったとき、電気の開始手続きを後回しにしてしまう方は少なくありません。住民票の移転・ガス開栓・インターネット契約を優先するうちに、気づいたら入居日の3日前……というケースは実際によくあります。しかし中部電力ミライズ・東京ガス・東京電力のいずれも、申込みから開通まで最低3〜5営業日が必要です。繁忙期(3〜4月)はさらに日数がかかります。
資源エネルギー庁の調査(2024年)によると、家庭の電気代は2022年比で平均約40%上昇しており、引越しのタイミングで電力会社を見直す家庭が急増しています。電力広域的運営推進機関のデータでは、2023年度の電力切り替え件数は年間約500万件に達しました(出典:電力広域的運営推進機関「電力需給状況」2023年度)。引越しは電気代の見直しとしても絶好のタイミングです。
この記事では、中部電力ミライズ・東京ガス・東京電力の3社を対象に、電気開始手続きの正しい流れをSTEP形式で解説します。どの会社に申込む場合も基本のSTEPは共通なので、入居日の1〜2週間前に確認しておいてください。
📌 ポイント
旧居の解約(使用停止)と新居の申込みは別々の手続きです。どちらを先にしても構いませんが、どちらも退去日・入居日の日付指定が必須です。日付を間違えると旧居の電気が早く切れたり、新居で電気のない期間が生じたりします。
引越し前日に気づいたら手遅れ?電気が使えない引越し当日を防ぐために
「引越し当日に電気がつかなかったらどうしよう」と不安に思っているかもしれません。この不安は決して大げさではありません。引越し業者の作業が終わって夜になっても電気がつかないという状況は、手続きの遅れによって実際に起こり得ます。
もう一つよくある焦りのパターンが「お客さま番号がわからない」です。中部電力ミライズ・東京ガス・東京電力いずれの旧居解約手続きでも「お客さま番号(13桁)」が必要になります。このお客さま番号は毎月届く検針票(電気使用量のお知らせ)に記載されています。しかし引越し前の片付けで検針票を処分してしまっていると、各社に電話をかけ直すことになり、繁忙期は電話が繋がるまでに30分以上かかることも珍しくありません。
ゴールデンより一言:
「『お客さま番号(13桁)』と『供給地点特定番号(22桁)』は別の番号だよ。検針票には両方載ってるから、今のうちにスマホで写真を撮っておくだけで、いざというときに焦らなくて済むよ」
さらに混乱しやすいのが「旧居の解約と新居の申込み、どちらを先にすればいいか」という疑問です。実はどちらを先にしても構いません。重要なのは日付の指定です。旧居は「退去日に停止」、新居は「入居日に開始」という形で日付を正確に入力すれば、二重請求も電気のない空白期間も生じません。
国土交通省の引越し実態調査(2023年)によると、引越しの約38%が3〜4月に集中しています(出典:国土交通省「引越し繁忙期の実態調査」2023年)。この時期はすべての電力会社の申込みが集中するため、通常より処理日数が長くなります。3〜4月に引越す方は特に早めの手続きを心がけてください。
⚠️ 注意
繁忙期(3〜4月)はウェブ申込みでも3〜5日の余裕を持って申込んでください。電話申込みは繁忙期に30〜40分待ちになることがあります。ウェブ申込みの方が処理が速い傾向があります。
電気開始手続きの基本の流れ:中部電力ミライズ・東京ガス・東京電力 共通STEP
3社いずれに申込む場合でも、電気開始手続きの基本的な流れは以下の5STEPで共通しています。各STEPの内容を確認してから申込みに進んでください。
STEP1:旧居の電力会社に「使用停止(退去)」の連絡をする
まず旧居で利用している電力会社(中部電力ミライズ・東京電力・その他の新電力など)に退去の連絡をします。必要な情報は「お客さま番号(13桁)」と「退去予定日」の2点だけです。ウェブまたは電話で手続きでき、現地立会いは一切不要です。
旧居の最後の電気料金は、最終検針日から退去日までの実際の使用量で計算されます。月途中での退去でも基本料金は日割り対象になります。過払いが生じた場合は後日返金されます(口座振替は自動返金、クレジットカード払いは請求調整)。中部電力ミライズの開始手続きについては別記事でも詳しく解説しています。
STEP2:新居の供給エリアを確認し、電力会社を選ぶ
新居の住所がどの電力エリアかを確認します。愛知・岐阜・三重・静岡(富士川以西)・長野(一部)は中部電力ミライズのサービスエリアです。東京・神奈川・千葉・埼玉などの関東圏は東京電力(TEPCO)の管轄エリアですが、同エリアで東京ガスも電気を供給しています。
関東圏に引越す場合、「東京電力(TEPCO)をそのまま使う」か「東京ガス電気に切り替える」かを選べます。東京ガスは電気+ガスのセット割引があり、ガスも東京ガスを使う場合はまとめて申込む方が光熱費全体を抑えやすい傾向があります。東京ガスと中部電力ミライズを比較した情報は東京ガスへの申込みの記事にまとめています。
STEP3:申込みに必要な情報を手元に揃える
どの会社でも必要な情報は以下の4点です。事前に手元に揃えておくことで、申込み画面を途中で止めることなくスムーズに完了できます。
- 新居の住所・入居予定日(必須)
- 供給地点特定番号(22桁):物件の管理会社または仲介不動産会社に確認。重要事項説明書に記載されていることもある
- 口座番号またはクレジットカード:支払い方法の登録に使用
- 連絡先メールアドレス・電話番号:申込み完了通知・問合せ用
「供給地点特定番号(22桁)」は「お客さま番号(13桁)」とは異なる番号です。新居の番号は前住人が利用していた電力会社が管理しており、不動産管理会社経由で確認できます。わからない場合は申込み完了後でも電話で追加できます。
STEP4:ウェブまたは電話で電気の開始申込みを完了させる
ウェブ申込みが最も速く、3社ともに24時間受付です。申込み画面に必要情報を入力して送信ボタンを押すだけで完了します。所要時間の目安はウェブなら10〜15分です。申込み完了メールが届いたら手続きは終わりです。
申込み時に「電気使用開始希望日」を入力します。この日付が入居日と一致していれば、引越し当日からブレーカーを上げて使用できます。電気の開通に現地立会いは不要で、工事作業員が訪問することもありません。東京ガスと電気を同時に手続きする場合はガス申込手順の記事もあわせて参考にしてください。
STEP5:入居日当日にブレーカーを上げて電気使用を確認する
入居日当日、玄関横や廊下の分電盤を確認します。「アンペアブレーカー(赤いレバー)」→「漏電遮断器(黄色いレバー)」→「安全ブレーカー(白いレバー))」の順にすべて上げてください。コンセントに電気製品を差して動作すれば開通確認は完了です。
電気がつかない場合は、申込みが間に合っていない・入力ミスがある・ブレーカーが故障しているなどのケースが考えられます。引越し日が土日祝の場合は前日の平日中に各社のサポートダイヤルで確認しておくと安心です。
ここからは、同じ申込みでも「どのサイトから申込むか」だけで結果が変わる話をします。ハピタスは無料登録できるポイントサイトで、料金プランや月額料金は一切変わらないまま、ハピタスから東京ガスに申込むだけで約5,000円相当のポイント還元(目安)が受け取れます。手間は通常の申込みとほぼ同じです。実際の還元額は申込み時期や案件状況によって変動するため、申込み前にハピタス内で必ず確認してください。
公式サイトで検索
東京ガスの公式ページへ
申込みフォームへ進む
申込み完了
ハピタスにログイン
「東京ガス」を検索
ハピタスから東京ガス公式ページへ
申込み完了
中部電力ミライズ・東京ガス・東京電力の申込み手続きを3社比較する
| 項目 | 中部電力ミライズ | 東京ガス(電気) | 東京電力(TEPCO) |
|---|---|---|---|
| 主なサービスエリア | 中部地方(愛知・岐阜・三重等) | 関東圏(東電エリア) | 関東圏(東電エリア) |
| ウェブ申込み | 24時間受付 | 24時間受付 | 24時間受付 |
| 電話受付時間 | 平日 9〜17時 | 平日 9〜20時 | 平日 9〜17時 |
| 開通までの日数(目安) | 3〜7営業日 | 3〜5営業日 | 3〜7営業日 |
| 現地立会い | 不要 | 不要 | 不要 |
| ハピタス ポイント還元(目安) | — | 約5,000円相当 | — |
※ポイント還元額は記事更新時点のものです。申込み前にハピタス内でご確認ください。
📌 ポイント
東京ガス電気の電話受付は平日20時まで対応しており、3社の中で最も遅い時間帯まで問い合わせができます。仕事終わりに確認したい場面でも対応しやすいのがメリットです。また東京ガスはガスと電気をセット契約することで「ずっとも電気」などのセット割引が適用され、光熱費をまとめて節約しやすくなります。
ハピタスから東京ガスに申込むと、約5,000円相当のポイント還元(目安)を受け取れます。料金プランや月額料金は通常申込みと変わらないため、申込みの入口を変えるだけで損なく受け取れます。
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※案件によってはポイント付与がない時期があります。申込み前にハピタス内で必ずご確認ください
調査中に気づいた、見落としがちな電気開始手続きの落とし穴
調査中に気づいたんですが、電気開始手続きについてあまり触れられていない重要な情報が4点あったので、気づきを書き残しておきます。
落とし穴① 申込みから実際に電気が使えるまでの実測所要日数
「3〜5営業日」という案内は「申込みが正確に受理された日から」のカウントです。入力に不備があって差し戻しが発生した場合は再提出日からのカウントになります。また「営業日」は土日祝を除くため、週末を挟むと実感として7〜10日かかることがあります。
Xや知恵袋に投稿されたコメントを見ると、「水曜日に申込んで土日を挟み翌々週の月曜日に開通した」という事例が複数確認できます。引越し日が月曜の場合、前の週の月曜までに申込みを完了させることが理想的です。「申込み完了から10営業日以上かかる可能性がある」と余裕を持って考えておくと焦りません。
落とし穴② 繁忙期(3〜4月)のウェブvs電話の処理日数差
繁忙期(3〜4月)においてウェブ申込みと電話申込みでは処理速度に差があります。ウェブ申込みは即時受理されてシステムが自動処理します。一方、電話申込みはオペレーターが手入力した後にシステムへ登録されるため、繁忙期はウェブより1〜3日余分にかかるケースがあります。
各社のサポートページによると、繁忙期のコールセンターは平均待ち時間が30〜40分になることもあります。3〜4月に引越す場合は、迷わずウェブ申込みを選ぶのが得策です。資源エネルギー庁の調査(2024年)でも、電力切り替えの申込み件数は春に約1.8倍に膨らむとされています(出典:資源エネルギー庁「電力小売全面自由化の進捗状況」2024年)。
落とし穴③ 旧居の最終検針日と精算額の計算方法
旧居の電気を停止する際、最後の電気料金は「最終検針日〜退去日」の実際の使用量で計算されます。ただし「最終検針日」は毎月決まった日(例:毎月20日)であることが多く、退去日がそれより前の場合は日割り計算になります。
日割りの計算式は「(月額基本料金÷月の日数)×使用日数+従量料金」です。退去後に精算が確定するのは最終検針後のため、退去から1〜2ヶ月後に最終請求書が届くのは正常な流れです。「退去後に請求が来た、なぜ?」と驚く方が多いのですが、これは最終検針に基づく正当な精算です。
落とし穴④ 旧エリアと新エリアの供給会社が異なる場合の連絡順序
「愛知(中部電力ミライズ)から東京(東京電力または東京ガス)への引越し」というケースでは、旧居と新居の供給会社が異なります。この場合、連絡先は2社になります。旧居の中部電力ミライズには「使用停止(退去)」の連絡、新居の東京ガスまたは東京電力には「使用開始(入居)」の申込みを、それぞれ別々に行う必要があります。
「新居の電力会社に申込んだら旧居の解約も自動でされる」と誤解している方がいますが、2社間での自動連携はありません。旧居の連絡を忘れると、退去後も旧居の電気料金が請求され続けます。中部電力ミライズエリアから関東へ引越す場合は、この2社への個別連絡を必ずチェックリストに入れておいてください。
申込み前に知らず困った!経験者の本音 Top3
コメント欄・Xをざっと見たぼくの体感値です。
よくある質問(FAQ)
- Q. 電気の開始手続きに現地立会いは必要ですか?
- 中部電力ミライズ・東京ガス・東京電力のいずれも、電気の使用開始に現地立会いは不要です。申込み時に「使用開始希望日」を指定すれば、入居当日にブレーカーを上げるだけで電気が使えるようになります。ガス開栓は立会いが必要ですが、電気は立会い不要で引越し当日に自分で対応できます。
- Q. 申込みから開通まで何日かかりますか?
- 通常期(5〜2月)は申込みから3〜5営業日が目安です。繁忙期(3〜4月)は7〜14営業日かかるケースがあります。土日祝を挟む場合は営業日カウント外になるため、実際の日数はさらに長くなります。入居日から逆算して少なくとも10日前には申込みを完了させるのが安心です。
- Q. 旧居の解約と新居の申込みはどちらを先にすればよいですか?
- どちらを先にしても問題ありません。重要なのは「退去日」と「入居日」の日付を正確に指定することです。旧居は「退去日に停止」、新居は「入居日に開始」と入力することで、電気のない空白期間も二重請求も避けられます。時間に余裕があれば旧居の解約を先に済ませておくと、お客さま番号の確認などがスムーズです。
- Q. 供給地点特定番号(22桁)がわかりません。どこで確認できますか?
- 新居の「供給地点特定番号(22桁)」は、物件の管理会社または仲介不動産会社に問い合わせると教えてもらえます。物件の重要事項説明書に記載されている場合もあります。わからない場合は申込み時に「不明」として進み、後から電話で追加することも可能です(各社の対応方針による)。前住人と同じ電力会社に申込む場合は省略できるケースもあります。
- Q. 東京ガス電気と東京電力、どちらがお得ですか?
- どちらがお得かは使用量・生活スタイルによって異なります。東京ガスはガスも東京ガスを使う場合に「ずっとも電気」などのセット割引が適用されます。ガスを東京ガスにまとめる予定なら、電気も東京ガスでのセット申込みが有利になるケースが多いです。電気のみの比較では東京電力のプランが有利な場合もあります。引越し後の生活スタイルに合わせてシミュレーションしてから選ぶことをおすすめします。
まとめ:電気開始手続きは入居2週間前に済ませておこう
中部電力ミライズ・東京ガス・東京電力の電気開始手続きは、基本的に同じ5STEPで進めます。ウェブ申込みなら24時間受け付けており、所要時間は10〜15分です。最も大切なのは入居日の1〜2週間前に申込みを完了させることです。繁忙期(3〜4月)は余裕を持って2週間前には動き出してください。
旧居の解約と新居の申込みはどちらを先にしても構いません。「退去日」と「入居日」の日付を正確に指定するだけで、電気のない空白期間も二重請求も避けられます。旧エリアと新エリアの供給会社が異なる場合は2社への個別連絡を忘れずに行ってください。
なお、東京ガスへの申込みをハピタスから行うと、約5,000円相当のポイント還元(目安)が受け取れます。料金プランや月額料金は通常申込みと一切変わらないので、申込みの入口を変えるだけで手元に戻ってくるポイントです。手順通りに進めれば10分で完了します。
今すぐハピタスへ無料登録する
無料登録して、そのページから東京ガスへ進むだけ。手順通りなら10分で完了します
※案件によってはポイント付与がない時期があります。申込み前にハピタス内で必ずご確認ください
