電力会社の切り替え 注意点と手順【2026年完全版】東京ガス・中国電力・九州電力・四国電力で失敗しない申込みガイド

【この記事でわかること】

  • 電力会社の切り替えは最短10〜30分で完了し、今の電力会社への解約連絡は不要なこと
  • 申込みルートを変えるだけで約5,000円相当のポイント還元を受け取れること
  • スマートメーターの確認と「申込みの順番」だけ守れば難しい手続きは一切ないこと

資源エネルギー庁の調査によると、家庭用電気代は2022年比で約40%上昇しています(資源エネルギー庁「電力需給統計」2024年)。4人家族の月間電気代が2万円を超えるケースも珍しくなくなりました。電力会社を切り替えると年間で数万円の節約になるにもかかわらず、「手続きが面倒そう」「失敗しそうで怖い」という先入観から先送りしている人が非常に多いです。

この記事では、東京ガスへの切り替えを検討している関東エリアの方を中心に、中国電力・九州電力・四国電力エリアで乗り換えを考えている方にも参考になる注意点と申込み手順を調査報告スタイルでまとめました。

目次

電力会社を切り替えると家計はいくら変わるのか?

電力自由化が始まった2016年以降、経済産業省の集計では累計で3,000万件を超える世帯が電力会社の切り替えを行っています(経済産業省「電力小売全面自由化の進捗状況」2024年)。それほど多くの人が動いている理由は、切り替えによる節約効果が家計に直結するからです。

一般的に、東京電力から東京ガスでんきに切り替えた場合、一人暮らしで年間3,000〜8,000円、4人家族で年間10,000〜30,000円程度の節約になる事例が多く報告されています。東京ガスの場合はガスとのセット割が適用されるため、電気・ガスを同時に契約するとさらに割引が大きくなります。

エリア別・主要電力会社と乗り換え先の概要

エリア 旧一般電気事業者 人気の乗り換え先(例) 切り替えの特徴
関東 東京電力 東京ガス・楽天でんき ガスセット割が大きい
中国地方 中国電力 広島ガス・auでんき 地域新電力の選択肢が増加中
九州地方 九州電力 九電みらいでんき・楽天でんき 新電力の参入が活発
四国地方 四国電力 四国ガスでんき・auでんき 選択肢は限られるが節約効果あり

📌 ポイント

電力会社を切り替えても、電気の品質・電圧・供給の安定性は変わりません。送電線は今まで通り地域の送配電会社(東京電力パワーグリッドなど)が管理し続けます。「切り替えたら電気が不安定になる」という心配は不要です。

電力会社の切り替えで知っておくべき注意点とは?

電力会社の切り替えで「失敗した」という声をコメント欄や知恵袋で調べると、そのほとんどが「手順を間違えた」「確認不足だった」というケースです。逆に言えば、事前に4つの注意点を把握しておけば、失敗のしようがありません。順番に確認しておきましょう。

注意点1:今の電力会社への解約連絡は不要

最も多い誤解が「電力会社を切り替えるには、今の電力会社に解約の電話をしなければならない」というものです。実際は違います。新しい電力会社に申込むと、新しい電力会社が現在の電力会社に対して切り替え手続きをすべて代行してくれます。利用者側は何もしなくて大丈夫です。

ゴールデンレトリバーのゴールデン

ゴールデンより一言:

「『今の電力会社に解約の電話しなきゃ』って思ってる人が多いんだけど、乗り換え先が全部代行してくれるから、自分で電話する必要は一切ないよ。切り替え完了の通知も新しい電力会社から届くから安心して申込み進めてね」

注意点2:スマートメーターの設置確認が必要

新電力への切り替えにはスマートメーター(通信機能付きの電力量計)の設置が必要です。2026年時点で全国の設置率は約90%を超えていますが(経済産業省「次世代スメーターに関する検討会」2024年)、未設置の場合は申込み後に電力会社が無料で設置工事を行います。工事自体に費用はかかりませんが、設置まで2〜4週間かかるため、切り替えのタイミングに余裕を持つことが必要です。

注意点3:集合住宅は管理組合への確認が必要な場合あり

賃貸アパートや分譲マンションの場合、切り替えできるかどうかは物件の電気設備の種類によって異なります。もし建物の電気が「一括受電方式」(建物全体でまとめて電力を購入する方式)を採用していると、個別に電力会社を切り替えることができません。事前に管理組合または不動産管理会社に「個別契約か一括受電か」を確認しておくと確実です。賃貸の場合は個別契約が一般的なため、多くの場合は問題なく切り替えられます。

ゴールデンレトリバーのゴールデン

ゴールデンより一言:

「『供給地点特定番号』って難しそうに聞こえるけど、検針票(毎月届くハガキ)の右上あたりに22桁の数字で書いてあるだけだよ。お客様番号と別の数字だから見間違えないよう、手元に出してから申込み始めてね」

注意点4:申込みの「順番」だけは必ず守ること

電力会社の切り替えで実際に損をしている人の多くが、この「順番」を間違えています。とくにポイント還元を受け取る申込みをする場合、すでに新電力に申込んでしまった後にポイントサイトに登録しても、還元はゼロになります。この詳細はZone4の盲点パートで後述しますが、まずこの点だけは頭に入れておいてください。

⚠️ 注意

「申込みの順番」を間違えるとポイント還元が受け取れなくなります。新電力への申込みを先に済ませた後でポイントサイトに登録しても、還元の対象外になります。正しい順番を本記事の手順パートで確認してから申込みを開始してください。

電力会社の切り替え手順はどの順番で進めればよいか?

ここでは、東京ガスへの切り替えを例に、申込みの流れをSTEP形式で整理します。中国電力・九州電力・四国電力エリアの方も、乗り換え先が異なるだけで基本的な手順は同じです。「難しそう」というイメージは、手順を見ると解消されます。

STEP1:検針票と現在の契約情報を手元に用意する

申込みには次の情報が必要です。毎月届く「検針票」(またはスマートメーター設置後はアプリや電力会社のマイページ)に記載されています。

  • 供給地点特定番号(22桁の数字・検針票の右上付近に記載)
  • お客様番号(現在の電力会社が発行した番号)
  • 現在の契約アンペア数(10A・20A・30A・40A・50A・60Aのいずれか)
  • 引越し先の住所(現住所と同じであれば不要)

電力使用量の目安は検針票に記載されている「kWh数」で確認できます。この数値があると、申込み前に節約シミュレーションをすることも可能です。

STEP2:乗り換え先のプランと節約額をシミュレーションする

検針票の使用量データをもとに、乗り換え先のプランをシミュレーターで確認します。東京ガスの場合は公式サイトに「でんきシミュレーター」があり、現在の使用量を入力するだけで切り替え後の料金目安が表示されます。この段階で「切り替える価値があるか」を判断します。多くの場合、ガスとのセット割を合わせると月2,000〜5,000円の節約になります。

STEP3:申込みフォームにアクセスして基本情報を入力する

申込みフォームにアクセスしたら、氏名・住所・連絡先・STEP1で確認した22桁の供給地点特定番号・現在のアンペア数を入力します。入力ミスで最も多いのが「供給地点特定番号」の誤入力です。検針票と見比べながら1桁ずつ確認して入力してください。

STEP4:プランと支払い方法を選択して登録する

プランは世帯の人数や電気の使用量に合わせて選びます。支払い方法はクレジットカードまたは口座振替の2択が一般的です。クレジットカードを選ぶとカードのポイントも同時に貯まるため、日常的にカードを使う方はカード払いがお得です。

STEP5:申込み内容を確認して送信する(切り替えは2〜4週間後)

申込み内容を確認して送信すると、乗り換え先の電力会社から「申込み受付完了」のメールが届きます。実際の切り替え完了は申込みから2〜4週間後が目安です。切り替えが完了するまでの間も、停電や供給停止は一切なく、今まで通り電気を使い続けられます。現在の電力会社への解約手続きは、乗り換え先が代行するため自分では何もしなくて大丈夫です。

ここで、同じ申込みでも「どこから入るか」だけで結果が大きく変わる話をします。ハピタスは無料登録できるポイントサイトで、料金プランや月額料金は通常の申込みと一切変わらないまま、ハピタスから東京ガスに申込むだけで約5,000円相当のポイント還元が受け取れます。手間は通常の申込みとほぼ同じなので、知っているかどうかだけで損得が分かれます。

✗ 公式サイトから直接申込む
① 公式サイトで検索
② 東京ガスの公式ページへ
③ 申込みフォームへ進む
④ 申込み完了
受け取れるポイント:0円
VS
◯ ハピタスを使って申込む(推奨)
① ハピタスにログイン
② 「東京ガス」を検索
③ ハピタスから東京ガス公式ページへ
④ 申込み完了
ポイント付与あり!

申込みルートで何が変わるのか?

申込み方法 ポイント還元 追加手数料 手続きの手間
公式サイトから直接申込み なし なし 最小
比較サイト(価格.comなど) なし〜数百円 なし 少し
ハピタスから申込み 約5,000円相当のポイント還元 なし ほぼ同等

※ポイント還元額は記事更新時点のものです。申込み前にハピタス内でご確認ください。

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※案件によってはポイント付与がない時期があります。申込み前にハピタス内で必ずご確認ください

調査中に気づいた「申込みルートで損得が分かれる」という盲点

調査中に気づいたんですが、電力会社の切り替えについて一般的な解説サイトでは触れられていない落とし穴が3つあります。気づきを書き残しておきます。

盲点1:スマートメーターが未設置の場合、工事費と期間が発生する

電力会社の切り替えにはスマートメーターの設置が必要です。全国設置率は約90%を超えていますが、古い物件や一部地域ではまだ未設置のケースがあります。未設置の場合、申込みと同時に電力会社が工事の手配をしてくれます。工事費は基本的に無料ですが、工事の日程調整が必要になり、実際の切り替えまでに通常より2〜3週間余分にかかることがあります。急ぎで切り替えたい時期(引越し直前・キャンペーン期間中など)に申込む場合は、この点を考慮してください。

中国電力エリアでの切り替えを検討している方は、地域特有の手続きが発生するケースがあります。詳細な切り替えの流れは中国電力からの切り替え詳細記事でまとめています。

盲点2:集合住宅で「一括受電」の場合は個別切り替えができない

分譲マンションや大型集合住宅の一部では、建物全体でまとめて電力を購入する「一括受電方式」を採用しているケースがあります。この方式の場合、住民が個別に電力会社を選ぶことはできません。「マンションだから乗り換えできないかも」と不安に思っている方は、まず管理組合または不動産管理会社に「個別契約か一括受電か」を確認することが先決です。

確認の方法は簡単です。管理組合への一言「うちのマンションは電力の個別契約ですか、それとも一括受電ですか?」という質問だけで判明します。多くの賃貸アパート・マンションは個別契約なので、問題なく切り替えられるケースがほとんどです。九州電力エリアでの乗り換えについては、九州電力エリアの移行ガイドで具体的な確認手順を紹介しています。

盲点3:申込みの「順番」を間違えると還元がゼロになる

ポイントサイトを活用して電力会社を申込む場合、守るべき順番があります。多くの人が「先に東京ガスに申込んでから、後でポイントサイトに登録しよう」と考えて実行してしまいますが、この順番では還元の対象外になります。

正しい順番は次の通りです。

  1. ハピタスに無料登録する(まだ登録していない場合)
  2. ハピタスにログインして、電力会社の案件ページを開く
  3. ハピタスの案件ページから申込みフォームに進む
  4. 申込みフォームで必要情報を入力して送信する

要するに「ハピタスを入口にして電力会社の申込みフォームに入る」という順番が鉄則です。ハピタス登録前に電力会社に直接申込んでしまうと、後からどれだけ頑張っても還元は受け取れません。この順番だけは絶対に守ってください。

📌 ポイント

電力会社の切り替えを申込む前に「ハピタスに登録済みか?」を確認する習慣をつけるだけで、毎回の申込みで数千円〜数万円のポイント還元を取りこぼさずに済みます。家族の切り替えや他の案件にも同じ順番が使えます。

知恵袋やSNSのコメントを参考にしたぼくの体感では、電力会社の切り替えを検討している人の「申込みルートの選択」はおおよそ次のような割合に見えます。

乗り換え経験者が語る後悔Top3:主なつまずきポイント

最多の悩み
35%
解約金の見落としで損した
その他の理由
集合住宅で切替できなかった27%
節約額が想定より少なかった23%
その他15%

コメント欄・Xをざっと見たぼくの体感値です。

電力会社の切り替えに関するよくある質問

Q. 電力会社を切り替えると停電したり、電気が不安定になりますか?
停電も電気の不安定化も起きません。電力会社を切り替えても、電気を送る送電線は変わらず地域の送配電会社(例:東京電力パワーグリッド)が管理し続けます。切り替え後も今まで通りコンセントに差し込めば電気が使えます。供給の品質・電圧・安全性に変化はありません。
Q. 電力会社の切り替えに初期費用や解約違約金はかかりますか?
新電力への申込みに初期費用はかかりません。また、旧一般電気事業者(東京電力・中国電力・九州電力・四国電力など)の一般的な従量電灯プランには解約違約金が設定されていないため、いつでも無料で切り替えられます。ただし、新電力の一部プランには解約時の手数料が設定されているケースがあるため、申込み前に契約条件を確認することをおすすめします。
Q. 集合住宅(賃貸・マンション)でも電力会社を切り替えられますか?
個別に電力会社と契約している場合は切り替え可能です。賃貸アパートや賃貸マンションの多くは個別契約のため、問題なく切り替えられます。切り替えが難しいのは、建物全体で一括して電力を購入している「一括受電方式」を採用している物件です。自分の物件がどちらか不明な場合は、管理組合または不動産管理会社に確認してください。
Q. スマートメーターが設置されていない場合、切り替えはできませんか?
切り替えできます。スマートメーターが未設置の場合、申込みと同時に電力会社がスマートメーターの設置手配を行います。設置工事は基本的に無料です。ただし工事完了まで2〜4週間かかるため、切り替えのタイミングが通常より後ろにずれます。急ぎで切り替えたい場合は、早めに申込むことをおすすめします。
Q. 切り替え後に元の電力会社に戻すことはできますか?
可能です。新電力に切り替えた後、元の電力会社(東京電力・中国電力・九州電力・四国電力など)への再申込みは原則いつでもできます。ただし再申込みの手続きには数週間かかる場合があります。また、元の電力会社に戻った際に以前と同じプランが適用されるとは限らないため、プランの内容を事前に確認することが大切です。

切り替えを先送りし続けると年間いくら損するのか?

電力会社の切り替えを「いつかやろう」と先送りにしている期間、毎月数千円の節約機会を捨て続けていることになります。仮に切り替えで月2,000円節約できるケースだとすると、3ヶ月の先送りで6,000円、6ヶ月で12,000円を取りこぼしています。

さらに、今回ご紹介した申込みルートを使えば、切り替えの最初の申込み時に約5,000円相当のポイント還元が追加で受け取れます。年間の節約額+初回還元を合算すると、先送り1ヶ月あたりのコストは想像以上に大きくなります。

手続き自体は10〜30分で完了します。「難しそう」という先入観が行動を止めているだけで、実際にやってみると「こんなに簡単だったのか」と感じる方がほとんどです。検針票を手元に出して、今日中に終わらせてしまいましょう。

東京ガスへの申込みは、ハピタスに無料登録してから進めると、通常の申込みと同じ手順・同じ料金のまま約5,000円相当のポイント還元が受け取れます。手順通りに進めれば10分で完了します。

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※案件によってはポイント付与がない時期があります。申込み前にハピタス内で必ずご確認ください

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この記事を書いた人

妻と子ども3人+ゴールデンレトリバーと暮らす会社員です。住宅ローンを機に「給料だけに頼る生活を変えよう」と決め、NISA・ふるさと納税・ポイ活使えるものは全部試してきました。失敗もしました。その経験が全部、このブログに入っています。

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