【この記事でわかること】
- 九州電力・四国電力から東京ガスへ切り替える正しい手順と、見落としがちな注意点
- ハピタス申込みで約5,000円相当のポイント還元が受け取れる(料金プランは変わらない)
- 申込みから切り替え完了まで最長1ヶ月かかるが、その間も電気は止まらない
資源エネルギー庁の調査では、家庭の電気代は2022年比で約40%上昇しています。標準家庭(30A・月260kWh使用)では月額1万〜1万3,000円を超えるケースも珍しくありません。九州電力・四国電力から東京ガスへ切り替える手順は最短10分で完了します。必要なのは検針票1枚。解約の連絡は切り替え先が代行するため、自分で電話する必要はありません。
ただし、切り替えには「順番」があります。この順番を間違えると、同じ申込みでも受け取れるはずのポイント還元が消えます。ぼく(カネコ)が調査してわかった「九州・四国エリア特有の適用条件の違い」「申込みから完了まで実際に何日かかるか」「順番を間違えた場合の具体的なリスク」をこの記事にまとめました。
なぜ今、電力会社の切り替えで電気代が変わるのか?
2016年の電力小売全面自由化以降、一般家庭でも電力会社を自由に選べるようになりました。しかし経済産業省「電力需給統計(2024年度)」によると、低圧電力(家庭向け)の新電力シェアは契約件数ベースで全体の約22%(2024年3月末時点)にとどまっています。つまり約78%の家庭が、まだ地域電力会社のプランのまま、節約の機会を活用できていません。
電気代が2022年以降に急上昇した背景には、燃料費調整額の大幅な増加があります。資源エネルギー庁のデータでは、LNG(液化天然ガス)の輸入価格が2021年から2022年にかけて約3倍に上昇し、その影響が家庭の電気料金に直撃しました。現在は一定の落ち着きを見せていますが、2022年以前の水準には戻っておらず、高止まりが続いています。
切り替えをためらう4つの不安——その全部に答えます
「電力会社を切り替えたい」と思いながら踏み出せない理由として、よく聞くのは以下の4つです。
- 不安①:本当に安くなるのか確信が持てない
- 不安②:解約金・違約金がいくらかかるかわからない
- 不安③:九州・四国エリアの手続き窓口が複雑そう
- 不安④:申込みから切り替えまで電気が止まらないか不安
不安①については、料金プランの差は使用量や時期によって変動します。ただし「どこから申込むか」だけで受け取れるポイント還元分は、料金比較に関係なく確実に差がつく実質的な節約です。不安②については、九州電力・四国電力の従量電灯B・Cプラン(規制料金)には解約手数料がありません。不安③については、東京ガスへの切り替えはウェブで完結します。不安④については、切り替え手続き中も電気は止まりません。
ゴールデンより一言:
「切り替え申込みをしてから実際に切り替わるまで、今の電力会社(九州電力・四国電力)への解約連絡は東京ガス側が全部代行してくれるよ。自分で電話する必要はゼロなんだ。」
ゴールデンより一言:
「九州電力・四国電力の従量電灯B・Cプランには解約手数料がないよ。ネットで調べても明確な数字が出てきにくくて不安になりがちだけど、標準プランなら心配しなくていいんだ。」
電力会社切り替えの全体的な流れと注意点は電力会社切り替え注意点の記事でも詳しくまとめています。
📌 ポイント
資源エネルギー庁「電力調査統計(2025年度)」によると、標準的な家庭(30A・月260kWh使用)の電気代は月1万〜1万3,000円台で推移しています。年換算すると12万〜15万6,000円。この固定費を見直すかどうかで、家計への影響は少なくありません。
九州電力・四国電力から東京ガスへの切り替え手順はどう進めるのか?
切り替え申込みに必要なものは1つだけです。検針票(電気ご使用量のお知らせ)を手元に用意してください。検針票には「供給地点特定番号(22桁)」と「お客様番号」が記載されています。この2つの番号が申込みフォームで必要になります。
申込みに必要なもの一覧
- 検針票(供給地点特定番号22桁・お客様番号が記載)
- 氏名・現住所・電話番号・メールアドレス
- 現在の契約アンペア数(30Aなど)
- 支払い用クレジットカードまたは口座情報
STEP1:検針票を手元に用意する
検針票は毎月、電気メーターの検針後にポストに投函されます。直近のものを1枚用意してください。見当たらない場合は九州電力の「マイでんき」、四国電力の「よんでんeネット」などのマイページからも確認できます。
検針票の右下または左下に「供給地点特定番号(22桁)」が印字されています。「お客様番号」と混同しやすいので、どちらかを確認してから次に進んでください。供給地点特定番号は建物・電気メーターに紐付く番号で、引越しをしない限り変わりません。
STEP2:東京ガスの電気料金プランを確認する
東京ガスの電気サービスには、主に「ずっとも電気1(電気のみ)」と「ずっとも電気2(ガス+電気セット)」があります。九州・四国エリアから申込む場合、ガスとのセット割が適用されるかどうかはエリアによって異なります(詳しくは後述)。
申込み前に東京ガスの公式サイトで郵便番号を入力し、対応プランを確認しておくと申込みフォームでの選択がスムーズです。契約アンペア数(検針票または電気メーターで確認)も把握しておきましょう。
STEP3:東京ガスの申込みフォームにアクセスして電気料金メニューを選択する
東京ガスの公式サイトにある「電気の申込み」ページにアクセスします。居住エリアを選択し、現在の契約アンペア数を入力します。プラン選択画面で「ずっとも電気1」または「ずっとも電気2」を選択します。どちらを選んでも申込みの基本的な流れは同じです。
なお、マンション・アパートにお住まいの方は「マンション向けプラン」が表示される場合があります。表示されたプランの中から居住形態に合うものを選んでください。
STEP4:必要情報を入力する
申込みフォームに以下の情報を順番に入力します。
- 供給地点特定番号(22桁):検針票右下に記載。ハイフンなしで入力
- お客様番号:九州電力・四国電力の契約番号
- 氏名・生年月日・現住所・電話番号・メールアドレス
- 支払い方法:クレジットカードまたは口座引落し
- 切り替え開始希望日:「なるべく早く」で問題なし(引越し予定がある場合のみ入居日を指定)
「切り替え開始希望日」を「なるべく早く」に設定すると、電力系統の都合で自動的に最短の切り替え日が設定されます。特に日程指定がなければこの選択で問題ありません。
STEP5:申込み内容を確認して送信する
入力した内容を確認してから送信します。送信後、登録したメールアドレスに「申込み受付完了メール」が届きます。切り替え完了後にも「切り替え完了メール」が届くので、受信設定を確認しておいてください。
切り替えが完了するまでの間(通常2週間〜1ヶ月程度)は、今まで通り九州電力・四国電力の電気がそのまま供給されます。電気が止まる瞬間はありません。切り替えが完了した翌月検針分から東京ガスの請求になります。
ここからは、同じ申込みでも「どこから入るか」だけで結果が変わる話をします。ハピタスは無料登録できるポイントサイトで、料金プランや月額料金は変わらないまま、ハピタスのページから東京ガスに申込むだけで約5,000円相当のポイント還元が受け取れます。手間は通常の申込みとほぼ同じなので、知っているかどうかで損得が分かれます。
直接申込みとハピタス申込みを比較すると何が違うのか
| 比較項目 | 東京ガス公式から直接申込み | ハピタスから申込み |
|---|---|---|
| 料金プラン | 同じ | 同じ |
| 月額料金 | 変わらない | 変わらない |
| ポイント還元 | なし | 約5,000円相当(目安) |
| 申込みの手間 | 通常通り | ほぼ同じ |
| 登録費用 | — | 無料 |
※ポイント還元額は記事更新時点のものです。申込み前にハピタス内でご確認ください。
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※案件によってはポイント付与がない時期があります。申込み前にハピタス内で必ずご確認ください
切り替えで後悔しないために比較すべき料金プランのポイントとは?
「本当に安くなるのか」が切り替えの最大の関心事です。ここでは九州電力・四国電力の現行プランと東京ガスのプランを、標準家庭(30A・月260kWh使用)で比較します。なお、電気料金は燃料費調整額・再生可能エネルギー賦課金・各種割引が加算されるため、以下の数値は基本料金と電力量料金の参考値です。最新の料金は各社の公式サイトで必ず確認してください。
九州電力・四国電力・東京ガスの料金プラン比較
| 項目 | 九州電力 従量電灯B |
四国電力 従量電灯B |
東京ガス ずっとも電気1 |
|---|---|---|---|
| 基本料金(30A) | 約873円 | 約882円 | 858円 |
| 電力量料金 〜120kWh(/kWh) |
約17.8円 | 約17.9円 | 20.47円 |
| 電力量料金 120〜300kWh(/kWh) |
約22.2円 | 約22.4円 | 23.69円 |
| 解約手数料 | なし(規制料金) | なし(規制料金) | なし |
| ポイント還元 (ハピタス申込み) |
対応なし | 対応なし | 約5,000円相当(目安) |
※上記は参考値です。燃料費調整額・再生可能エネルギー賦課金を含む実際の請求額は各社の公式サイトまたは最新の検針票で確認してください。
料金だけを比較すると、地域電力会社との差は使用量や時期によって変動します。しかし約5,000円相当のポイント還元は、「どこから申込むか」だけで変わる実質的な差額です。料金比較の結果に関係なく、申込み先を変えるだけで受け取れます。
📌 ポイント
資源エネルギー庁のデータでは、2022年以降の電気代上昇率は家庭用で約40%に達しています(2025年3月時点)。月1万円だった電気代が1万4,000円になった計算です。切り替えによる月額差だけでなく、申込みタイミングで受け取れるポイント還元を合わせた「トータルの節約額」で判断するのが実用的です。
九州電力から切り替える場合に確認すべきこと
九州電力から東京ガスへ切り替える際の具体的な手順については九州電力切り替え手順の記事でも詳しくまとめています。ここでは特に見落としやすい点を整理します。
- 九州エリアで東京ガスのガスとのセット割を利用するには、東京ガスのガス供給エリア内であることが必要(エリア外ではセット割非対応)
- 九州電力の「プレミアムポイント」は切り替え後に付与されなくなる。残ポイントは有効期限内に使い切ること
- 太陽光発電(FIT)の余剰電力買取契約がある場合は、切り替えで買取先が変わる可能性があるため事前に確認が必要
四国電力から切り替える場合に確認すべきこと
四国電力から東京ガスへ切り替える際の留意事項については東京ガス注意点の記事でも解説しています。四国エリア固有のポイントは以下の通りです。
- 四国エリアでの東京ガス電気サービスの提供条件は関東エリアと一部異なる。申込み時に郵便番号で対応プランを確認すること
- 「よんでんポイント」は四国電力との契約終了後に失効するものがある。切り替え前に残ポイントを確認・使用しておくこと
- 法人契約・高圧契約(60A超)は今回の申込み手順の対象外。一般家庭(低圧60A以下)のみが対象
見落としがちな切り替えの注意点と落とし穴とは何か?
調査中に気づいたんですが、申込み手順を正確に解説している情報は多くても、「九州・四国エリア特有の条件の違い」「申込みから完了まで実際にどれくらいかかるか」「申込みの順番を間違えた場合に何が起きるか」を具体的に書いたものがほぼありませんでした。ぼくの気づきを書き残しておきます。
落とし穴①:九州・四国エリアで「ガスとのセット割」が適用されない場合がある
東京ガスの電気サービスには「ずっとも電気2」というガスとのセット割プランがあります。このプランでガスとのセット割を受けるには、東京ガスのガス供給エリア内であることが前提です。
九州・四国エリアでは東京ガスのガス供給サービスが提供されていない地域があります。そのため「電気もガスも東京ガスにまとめよう」と考えて申込んだ場合でも、ガスのセット割が適用されないケースがあります。申込み前に東京ガスの公式サイトで郵便番号を入力して対応プランを確認してください。
「電気だけ切り替える(ずっとも電気1)」であれば、エリア制限は関係ないのでそのまま申込めます。
落とし穴②:申込みから実際の切り替えまで最長1ヶ月かかる
「今日申込めば今月から切り替わる」と思っている方が多いですが、実際には申込みから切り替え完了まで2週間〜1ヶ月程度かかります。
X(旧Twitter)の体験報告には「10月23日に申込んで、切り替え完了が11月17日だった」というケースがありました。これは申込みから25日後で、月をまたいでしまっています。「11月から節約したい」と思って10月後半に申込んでも、実際の切り替えが11月中旬以降になるケースがあります。
余裕を持つなら月初めから中旬に申込むのが現実的です。フォームで「切り替え希望日」を「なるべく早く」にしておけば、電力系統の都合で自動的に最短日程が割り当てられます。
⚠️ 注意
切り替え完了前であれば電話でキャンセルできます。切り替え完了後は再度の切り替え手続きが必要です。「やっぱり戻したい」となっても、九州電力・四国電力への出戻り手続きは改めて申込みからになります。
落とし穴③:申込みの順番を間違えるとポイント還元が受け取れない
ハピタスから東京ガスに申込む場合、「先に東京ガスの公式サイトで申込んでしまった」「東京ガスのページをブックマークしていてそこから入った」というケースでポイント還元の対象外になることがあります。
ポイント還元を受け取るためには、ハピタスに登録した後、ハピタスのページを通して東京ガスへ進むという順番が必須です。東京ガスへの申込みページにアクセスする前に、ハピタスのページを通じていることが必要です。先にハピタスのアカウントだけ作っておくのは問題ありませんが、申込み自体はハピタスのページから開始してください。
「申込みを済ませてから後でハピタスに登録した」という状況ではポイントは付与されません。順番が重要です。
📌 ポイント
経済産業省「電力需給統計(2024年度)」によると、低圧電力の新電力シェアは契約件数ベースで約22%(2024年3月末時点)。約78%の家庭がまだ地域電力会社のままです。切り替えを検討している人が増える中で、「申込みの入口」を意識している人はさらに少ない状況です。
切り替え経験者が後悔した注意点トップ3
コメント欄・Xをざっと見たぼくの体感値です。
よくある質問——九州電力・四国電力・東京ガスの切り替えで気になること
- Q. 九州電力・四国電力から東京ガスへの切り替えで解約金はかかりますか?
- 九州電力・四国電力の従量電灯B・Cプラン(規制料金)には解約手数料がありません。ただし、独自の割引プランや特定セット契約に加入中の場合は別途確認が必要です。自分の契約プランは検針票またはマイページ(九州電力:マイでんき、四国電力:よんでんeネット)で確認できます。不明な場合はカスタマーセンターに問い合わせることで解約条件を確認できます。
- Q. 切り替え手続き中に電気が止まることはありますか?
- ありません。切り替え申込みから完了まで(通常2週間〜1ヶ月)、今まで通り九州電力・四国電力の電気がそのまま供給されます。切り替え完了の瞬間も停電は発生しません。電気を使いながら手続きが進む仕組みになっています。
- Q. 今の電力会社(九州電力・四国電力)に解約の連絡をする必要はありますか?
- 必要ありません。東京ガスが現在の電力会社への解約手続きを代行します。申込みフォームに現在の電力会社情報(お客様番号・供給地点特定番号)を入力するだけで、解約を含めた手続きはすべて自動的に進みます。自分で九州電力・四国電力に連絡する必要はゼロです。
- Q. 賃貸物件でも電力会社を切り替えられますか?
- 一般的に、電力会社の切り替えに大家さんや管理会社の許可は不要です。電気料金の契約者(入居者本人)が手続きを行えます。ただし、集合住宅の一括受電契約を採用しているマンションでは切り替えができない場合があります。電気メーターが各戸に個別に設置されているか(メーターボックスで確認)で判断できます。
- Q. ハピタスに登録すると年会費や月会費がかかりますか?
- ハピタスへの登録・利用は完全無料です。年会費・月会費などの費用は一切かかりません。無料登録後にハピタスのページから東京ガスへ進んで申込みを完了すると、約5,000円相当のポイント還元が受け取れます。ポイントは現金・ギフト券・電子マネーなどに交換できます。※ポイント還元額は記事更新時点のものです。申込み前にハピタス内でご確認ください。
今すぐ切り替えを始める前に確認すべきことは何か?
ここまで読んで「あとは申込むだけ」という状態になっている方のために、最後に確認しておくべきポイントをまとめます。
申込み前の最終チェックリスト
- ✅ 検針票を手元に準備した(供給地点特定番号22桁・お客様番号が確認できる)
- ✅ 現在のプランが従量電灯B・Cであることを確認した(解約手数料なし)
- ✅ 九州・四国エリアの場合、ガスとのセット割適用条件を郵便番号で確認した
- ✅ ハピタスに先に無料登録してから、そのページを通じて東京ガスへ進む順番を把握した
- ✅ 太陽光発電(FIT)の余剰買取契約の有無を確認した
- ✅ 九州電力「プレミアムポイント」または四国電力「よんでんポイント」の残高を確認した
上記が全部揃っていれば、申込みは最短10分で完了します。「あとで確認しよう」と思ったまま放置した月は、その月の電気代がそのまま損になります。今この瞬間が最も早い申込みのタイミングです。
同じ東京ガスへの申込みでも、ハピタスのページを通じて進むだけで約5,000円相当のポイント還元が受け取れます。料金プランは変わらず、申込みの手間もほぼ同じです。この差は知っているかどうかだけです。
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無料登録して、そのページから東京ガスへ進むだけ。手順通りなら10分で完了します
※案件によってはポイント付与がない時期があります。申込み前にハピタス内で必ずご確認ください
