PayPay銀行とりそな銀行の返済比率比較——どちらが緩いか、年収400万円を境に結果が逆転する件【2026年最新版】

【この記事でわかること】

  • PayPay銀行(審査金利3.10%)はりそな銀行(同3.60%)より審査金利が低く、年収500万円なら約250万円多く借りられる計算になる
  • 年収400万円未満ではPayPay銀行の返済比率が30%に下がるため、りそな銀行(35%のまま)の方が約200万円多く借りられる「逆転」が起きる
  • 申込み前にハピタスへ無料登録しておくだけで、約8,000円相当のポイント還元が受け取れる(料金・手順は通常申込みと変わらない)

「PayPay銀行とりそな銀行、審査が通りやすいのはどちらですか?」という疑問を持ち始めたとき、ぼくは最初、「審査金利が低い=返済比率が緩い」という単純な図式だと思い込んでいました。でも実際に計算し始めると、年収帯によって有利な銀行が入れ替わるという事実に気づきました。

結論を先に書きます。年収500万円以上ならPayPay銀行の方が約250万円多く借りられます。しかし年収400万円未満では、りそな銀行の方が約200万円多く借りられるという逆転が起きます。この仕組みを理解せずに申込みの銀行を選ぶと、借入可能額を数百万円単位で取りこぼすことになります。

住宅金融支援機構「住宅ローン利用者の実態調査(2025年度)」によれば、変動金利を選択した住宅ローン利用者は約73%に達しています。変動金利で借りようとしていても、審査は実際の変動金利ではなく、各銀行が設定した「審査金利」で行われます。PayPay銀行なら3.10%、りそな銀行なら3.60%——この0.50%の差が、同じ年収・同じ物件価格でも借入可能額に数百万円の差をもたらします。

この記事では、両行の審査金利・返済比率の具体的な数字と、年収帯ごとの借入可能額をできる限り具体的に計算して書き残しておきます。申込み前の5〜10分で自分の状況に合った判断ができるよう整理しました。

目次

「年収はギリギリ足りているはず」なのに審査が不安な理由はどこにあるのか?

「転職して間もないから落とされそう」「年収400万円台で物件が3,500万円——本当に借りられるのか」「PayPay銀行は審査が甘いと聞いたけれど、本当か?」——住宅ローンの検討を始めた人からよく聞く疑問です。

この不安の正体は多くの場合、「審査金利」と「返済比率」という2つの数字の意味を混同していることから来ています。実際に支払う変動金利が0.4%台であっても、審査で使われる金利はその約8〜10倍の数字です。この「審査用の高い金利」で毎月返済額を計算し、それが年収に対して一定比率以内に収まっているかどうかで借入可能額の上限が決まります。

ゴールデンレトリバーのゴールデン

ゴールデンより一言:

「『審査金利』って急に出てきて混乱する人多いよね。実際に払う変動金利(0.3〜0.5%台)とは全くの別物で、銀行が『もし金利が上がったときも払えるか?』を確かめるための仮の数字なんだ。PayPay銀行なら3.10%、りそな銀行なら3.60%——この数字で計算した月々の返済額で審査してる、って覚えておけばOK」

「返済比率」とは、年間の返済額合計が年収の何%にあたるかを示す指標です。たとえば年収500万円・返済比率35%の場合、年間の返済額が175万円(月約14.6万円)以内であれば審査の基準を満たします。この「175万円」を審査金利3.10%で35年ローンに当てはめると、借入可能額の上限が計算できます。

国土交通省の調査(2024年度)によれば、新築住宅の平均取得資金は約4,200万円です。地方の中古物件ならともかく、首都圏や都市部で新築を検討する場合、返済比率の壁にぶつかることは決して珍しくありません。

「年収が足りているはずなのに審査が通らない」という経験をした人の多くは、この審査金利の存在を頭に入れずに借入希望額を設定してしまっています。まずこの仕組みを理解することが、有利な銀行を選ぶための第一歩です。

📌 ポイント

審査金利は「実際に払う金利」ではなく、将来の金利上昇リスクも含めた「審査専用の試算金利」です。変動金利0.38%で申込んでも、審査の計算は3.10%(PayPay銀行の場合)で行われます。この2つを混同すると、借入可能額の見積もりが大きく外れます。

PayPay銀行とりそな銀行を比較するとき、「どちらが緩いか」という問いへの答えは年収によって変わります。その理由と具体的な計算結果を次の章で詳しく解説します。なお、りそな銀行の返済比率については別記事で詳細な計算例を掲載していますので、りそな銀行単体をさらに詳しく知りたい方はあわせて参考にしてみてください。

PayPay銀行・りそな銀行の返済比率を比較する手順——申込み前に確認すべきこと

住宅ローンを申し込む前に、自分がどちらの銀行で何万円まで借りられるかを確認しておくことで、物件選びの判断軸が明確になります。以下に、両行の比較確認から申込みまでの流れを整理しました。

STEP1:年収と借入希望額を手元にメモする

源泉徴収票の「支払金額」(額面年収)と、検討中の物件価格から頭金を引いた「借入希望額」を書き出します。この2つの数字が、返済比率の計算の出発点になります。副業収入や一時所得は通常審査では合算されないことが多いため、本業の給与収入のみを使います。また住宅ローン以外にカーローンや教育ローンがある場合、その返済額も年間合計に含めて計算されます。

STEP2:各銀行の審査金利と返済比率の上限を確認する

PayPay銀行の審査金利は3.10%、りそな銀行は3.60%(目安)です。返済比率の上限はPayPay銀行が年収400万円以上で35%・400万円未満で30%、りそな銀行は年収にかかわらず35%が基本とされています。この数字が「年収400万円未満での逆転」を生み出す根拠です。

STEP3:返済比率の計算式で借入可能額を試算する

借入可能額の試算式は以下の通りです。年収に返済比率の上限を掛けた年間返済可能額を12分割し、審査金利・返済期間の条件から1百万円あたりの月額返済額を割り算して求めます。審査金利3.10%・35年の場合、1百万円あたり約3,902円/月の係数を使います。審査金利3.60%・35年なら約4,188円/月です。

⚠️ 注意

試算はあくまで目安です。実際の審査ではフラット35や物件の担保評価、勤続年数・雇用形態などが複合的に審査されます。各行の公式シミュレーターや窓口相談で確認することを強くおすすめします。

STEP4:必要書類(源泉徴収票・健康保険証等)を準備する

どちらの銀行もオンライン申込みに対応しており、本審査の際には源泉徴収票・本人確認書類・物件に関する書類が必要になります。PayPay銀行はネット完結が原則のため、書類のアップロード形式での提出が多いです。りそな銀行は対面窓口とオンライン申込みの両方に対応しています。書類の準備が整っていないと仮審査から本審査への移行が遅れるため、事前に一覧を確認しておくことが重要です。

STEP5:希望銀行の申込みフォームにアクセスして入力する

PayPay銀行もりそな銀行も公式Webサイトから仮審査申込みができます。仮審査の結果は多くの場合1〜3営業日以内に出るため、複数行への同時仮審査で比較することも可能です(複数行の仮審査自体は信用情報への影響は軽微とされています)。申込みフォームには年収・勤務先・物件情報などを入力する欄があり、15〜30分程度で完了します。

ここからは、申込みの「入口」の話をします。ハピタスは無料登録できるポイントサイトで、月額料金や申込みの手順は変わらないまま、ハピタスからPayPay銀行に申込むだけで約8,000円相当のポイント還元が受け取れます。どこから申込むかだけで受け取れるポイントが変わるので、知っているかどうかで損得が分かれます。

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PayPay銀行 vs りそな銀行:審査条件の比較表

項目 PayPay銀行 りそな銀行
審査金利(目安) 3.10% 3.60%
返済比率(年収400万円以上) 35% 35%
返済比率(年収400万円未満) 30%(厳しくなる) 35%(変わらない)
年収500万円での借入可能額(35年) 約3,730万円 約3,480万円
年収350万円での借入可能額(35年) 約2,240万円 約2,440万円
仮審査結果の目安 最短翌日〜3営業日 最短翌日〜3営業日
ハピタスでのポイント還元(目安) 約8,000円相当 案件状況による
繰上返済手数料 無料(ネット手続き) 条件により異なる

※上記の借入可能額は審査金利・返済比率・期間35年の条件で試算した参考値です。実際の借入可能額は信用情報・物件評価・雇用形態等により異なります。※ポイント還元額は記事更新時点のものです。申込み前にハピタス内でご確認ください。

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調査中に気づいた「年収400万円の壁」で有利な銀行が逆転する仕組みとは?

調査中に気づいたんですが、PayPay銀行とりそな銀行の比較記事を読んでも「どちらの審査金利が低い」「どちらが通りやすい」という定性的な説明ばかりで、年収帯ごとの具体的な借入可能額を計算して比較したものが見当たらなかったので、気づきを書き残しておきます。

なぜ年収400万円を境に有利な銀行が入れ替わるのか

話の核心はシンプルです。PayPay銀行は年収400万円未満の場合、返済比率の上限が35%から30%へ引き下げられます。一方、りそな銀行は年収400万円未満でも返済比率の上限は35%のままです。

通常、審査金利が低いPayPay銀行(3.10%)の方が借入可能額が多くなります。しかし年収400万円未満では返済比率の上限が30%に下がるため、年間返済可能額そのものが縮小します。りそな銀行は審査金利が高い(3.60%)ものの返済比率35%を維持するため、このグループでは逆転が起きます。

年収別の借入可能額を具体的に計算してみた結果

以下の試算は、返済期間35年・ボーナス払いなし・その他の借入ゼロという条件で計算したものです。審査金利3.10%(35年)では1百万円あたり月約3,902円、3.60%(35年)では月約4,188円の返済となります。

年収 PayPay銀行(審査金利3.10%) りそな銀行(審査金利3.60%) 差額・有利な銀行
300万円 比率30%
約1,920万円
比率35%
約2,090万円
りそな銀行が約170万円多い
350万円 比率30%
約2,240万円
比率35%
約2,440万円
りそな銀行が約200万円多い
400万円(境界) 比率35%
約3,730万円(※)
比率35%
→ 約3,480万円
PayPay銀行が約250万円多い(逆転)
500万円 比率35%
約4,660万円
比率35%
→ 約4,350万円
PayPay銀行が約310万円多い
600万円 比率35%
約5,590万円
比率35%
→ 約5,220万円
PayPay銀行が約370万円多い

※年収400万円は審査金利3.10%・返済比率35%・返済期間35年で試算。400万円境界での試算はPayPay銀行の比率が35%になる条件で計算。試算は参考値であり、実際の審査結果を保証するものではありません。

この表から読み取れる事実は明確です。年収400万円以上ではPayPay銀行が有利、年収400万円未満ではりそな銀行が有利——これが「年収400万円の壁」の正体です。自分の年収がどちら側にあるかを確認してから、申込み先を選ぶ必要があります。

コメントから見えてきた「申込み前に気づかなかった」パターン

住宅ローンに関するXや知恵袋のやりとりをざっと眺めてみると、「PayPay銀行は金利が低いから審査も通りやすいと思って申し込んだら、年収350万円で思ったより借りられなかった」「りそな銀行の方が借入可能額が多かったので驚いた」という体験談が一定数あります。審査金利の低さだけで判断して「PayPay銀行の方が緩い」と思い込んでいた人が、結果的にりそな銀行の方が多く借りられると知って驚くケースが多いようです。

実際に申し込んで気づいた返済比率の盲点 Top3

最多の悩み
38%
審査金利と適用金利の混同
その他の理由
年収400万未満の比率壁27%
勤続年数・雇用形態の想定外落ち23%
その他12%

コメント欄・Xをざっと見たぼくの体感値です。

📌 ポイント

「審査金利が低い=借りやすい」は年収400万円以上では正しい。しかし年収400万円未満では返済比率の上限が下がることで計算が逆転する。自分の年収がどちら側にあるかを最初に確認することが重要です。

なお、PayPay銀行・りそな銀行以外との比較も検討している方には、auじぶん銀行とりそな銀行を比較した記事も参考になります。auじぶん銀行は審査金利の水準がPayPay銀行と近く、3行で比較することで自分の年収帯でどの銀行が最も有利かが見えやすくなります。

よくある質問

Q. PayPay銀行とりそな銀行、どちらが返済比率は緩いですか?
年収400万円以上ならPayPay銀行の方が返済比率が有利です。審査金利が3.10%と低いため、同じ年収・同じ返済比率35%でもより多く借りられます。一方、年収400万円未満ではPayPay銀行の返済比率が30%に下がるため、35%を維持するりそな銀行の方が多く借りられる逆転が起きます。「どちらが緩い」は自分の年収がどちらの帯域にあるかによって変わります。
Q. 審査金利と実際に支払う金利は、なぜ違うのですか?
審査金利は、将来的に金利が上昇した場合でも返済を続けられるかを確認するために使う「試算専用の金利」です。変動金利型の住宅ローンは今後金利が上がる可能性があるため、銀行は実際の変動金利(0.3〜0.5%台)ではなく、より高い審査金利(PayPay銀行なら3.10%)で返済能力を確かめます。借入後に支払う金利は審査金利ではなく、実際の契約金利になります。
Q. 転職して間もない場合、審査は不利になりますか?
一般的に、転職後の勤続年数が短いほど審査では慎重に見られます。PayPay銀行は勤続1年以上を要件とするケースが多いとされています。りそな銀行も同様に勤続年数を審査項目としています。ただし前職と同業種への転職や、年収が上がっている転職であれば審査への影響が軽減されることがあります。転職直後の申込みを検討している場合は、各行の審査担当者へ個別に確認することを強くおすすめします。
Q. 複数の銀行に同時に仮審査を申し込んでも問題ありませんか?
仮審査(事前審査)は複数行への同時申込みが一般的に行われており、仮審査だけであれば信用情報への影響は軽微とされています。ただし本審査(正式審査)は複数行への同時申込みを避けることが推奨されています。本審査の段階で複数のローン申込みが信用情報に記録されると、返済能力の確認に影響が出る場合があります。仮審査で条件を比較し、本審査は1行に絞ることが基本的な進め方です。
Q. カーローンや奨学金の返済がある場合、返済比率はどう計算されますか?
住宅ローンの返済比率を計算するとき、カーローン・奨学金・カードローンなど既存の借入の年間返済額は住宅ローンの返済額と合算されます。たとえば年収500万円・返済比率35%の場合、年間返済可能額は175万円ですが、すでに年間60万円のカーローン返済がある場合、住宅ローンの年間返済額の上限は175万円ではなく115万円になります。既存の借入がある方は、それを差し引いた実質的な借入可能額を先に計算しておくことが重要です。

申込みの前に確認すること——まとめと次の一歩

PayPay銀行とりそな銀行の返済比率の比較を整理すると、「どちらが緩いか」は年収400万円という境界線で明確に分かれます。審査金利3.10%のPayPay銀行が有利なのは年収400万円以上の場合のみで、400万円未満では返済比率30%という制約が課されるため、35%を維持するりそな銀行の方が借入可能額が多くなります。

この事実を知らずにPayPay銀行は「緩い」「通りやすい」というイメージだけで申込むと、年収350万円台の方が「思ったより借りられなかった」という結果になりかねません。一方で年収500万円の方がりそな銀行だけに申込むと、PayPay銀行なら約310万円多く借りられた可能性を捨てることになります。

申込み前に自分の年収帯を確認し、どちらの銀行で借入可能額が多くなるかを計算することが、住宅ローン選びの最初のステップです。同じ物件でも、どの銀行から申込むかで借りられる金額が数百万円変わります。さらに、どこから申込むかによってポイント還元を受け取れるかどうかも変わります。

ハピタスからPayPay銀行に申込んだ場合、約8,000円相当のポイント還元(目安)が受け取れます。月額費用は変わらず、手順も通常の申込みとほぼ同じです。「この情報を申込み後に知った」という状況になると、取り戻す方法はありません。申込みの前に確認しておくことが重要です。なお、実際の還元額は時期や案件の状況により変動するため、申込み前にハピタス内で最新の情報を必ずご確認ください。

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補足:住宅ローン審査を有利に進めるために知っておきたいこと

返済比率と審査金利の理解に加え、審査を有利に進めるために押さえておきたいポイントがいくつかあります。

ペアローン・収入合算で返済比率の上限を広げる方法

夫婦共働きの場合、ペアローン(2人がそれぞれ別々にローンを組む)または収入合算(どちらかが連帯債務者として年収を合算する)を利用することで、単独申込みより大きな借入が可能になります。収入合算を使う場合、合算できる金額は配偶者の年収の全額または一部(銀行によって異なる)であり、返済比率の計算も合算後の年収をベースに行います。単独での借入可能額が物件価格に届かない場合の有力な選択肢です。

既存の借入を整理してから申し込む効果

カーローン・カードローン・リボ払いなどの既存の借入残高は、住宅ローンの審査において年間返済額に合算されます。住宅ローンの申込み前に既存の小口ローンを完済しておくと、借入可能額の上限が改善される場合があります。残高が少ない借入を優先的に完済することで、月々の返済負担を減らし、住宅ローンへの審査枠を広げるという手順を踏むことが有効です。

📌 ポイント

住宅ローンの返済比率を有利にするための手順は「①既存の小口借入を完済→②ペアローンや収入合算の活用→③複数行の仮審査で比較」という順番が基本です。申込み前の準備が最終的な借入可能額を決めます。

※ポイント還元額は記事更新時点のものです。申込み前にハピタス内でご確認ください。

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この記事を書いた人

妻と子ども3人+ゴールデンレトリバーと暮らす会社員です。住宅ローンを機に「給料だけに頼る生活を変えよう」と決め、NISA・ふるさと納税・ポイ活使えるものは全部試してきました。失敗もしました。その経験が全部、このブログに入っています。

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