auじぶん銀行・三井住友銀行・りそな銀行の返済比率を比較してわかったこと【年収別試算】

【この記事でわかること】

  • 3行とも返済比率の上限は同じ35%だが、審査金利の差で借入可能額が最大300万円以上変わる
  • 審査金利が最も低い三井住友銀行(3.10%)が同じ年収・同じ借入希望額で最も通りやすい
  • auじぶん銀行の申込みで約8,000円相当のポイント還元が受け取れる手順も解説

住宅ローンを検討していて「3行のうちどこが返済比率のハードルが低いのか」を知りたい方に向けて、調査結果を整理しました。結論から言います。auじぶん銀行・三井住友銀行・りそな銀行の返済比率の上限はどの銀行も35%で同じです。しかし、審査で使われる金利(審査金利)に差があり、それが実質的な借入可能額を左右します。住宅金融支援機構「2025年度 住宅ローン利用者の実態調査」によると変動金利を選ぶ利用者は全体の約73%に達しています。実際の適用金利と審査金利は別物であり、この仕組みを事前に把握していないと希望額で通る銀行と落ちる銀行が分かれてしまいます。

目次

auじぶん銀行・三井住友銀行・りそな銀行の返済比率は、どこが一番緩いのか?

3行の返済比率を比較すると、表面上は「横並び」です。いずれの銀行も年収に対して年間返済額が35%以内という基準を採用しています。ただし年収400万円未満の場合は各行とも30%前後が目安とされています。

問題はここからです。「返済額」をどの金利で計算するか、銀行によって使う数字が違います。実際の住宅ローン変動金利ではなく、審査専用の審査金利を使って毎月返済額を試算し、その額が年収の35%以内かどうかを判定します。審査金利が低ければ低いほど計算上の返済額が少なくなるため、同じ借入希望額でも返済比率の枠に収まりやすくなります。

銀行名 審査金利(目安) 返済比率の上限 年収400万円未満
三井住友銀行 3.10% 35%以内 30%以内(目安)
auじぶん銀行 3.50% 35%以内 30%以内(目安)
りそな銀行 3.60% 35%以内 30%以内(目安)

つまり、3行の中で審査金利が最も低い三井住友銀行が実質的に最も有利と言えます。同じ年収・同じ借入希望額であれば、三井住友銀行が計算上の返済比率が最も低くなります。三井住友銀行の返済比率の詳細な仕組みについては別記事で数値付きで解説しています。

📌 ポイント

返済比率の「緩い・厳しい」を判断するとき、35%という上限の数字だけを比べても意味がありません。審査金利が低い銀行ほど同じ借入額でも返済比率の計算が緩くなり、通りやすくなります。

返済比率35%の上限は同じなのに、審査結果が分かれるのはなぜか?

「auじぶん銀行に申込んで減額された」「りそな銀行に断られた後、別の銀行で通った」——こういった声はX(旧Twitter)や知恵袋でよく見かけます。金利最安の銀行で落とされた焦りと「自分はどこなら通るのか」という困惑、返済比率がギリギリで減額や否決されないかの不安を感じている方は少なくありません。

同じ年収・同じ借入希望額なのに銀行によって結果が変わる最大の理由は、返済比率の計算式に使う金利が違うからです。実際の住宅ローン変動金利は今や年0.2〜0.5%台の商品も出回っています。しかし審査では「将来、金利が上がっても返済できるか」を確認するために、3%台の審査金利を使って計算します。

ゴールデンレトリバーのゴールデン

ゴールデンより一言:

「審査金利は『仮に金利がここまで上がっても返せますか?』という確認用の数字だよ。今の実際の変動金利(0.3%台とか)とは全然別物。この数字が低い銀行ほど、同じ借入額でも審査が通りやすくなるんだ」

審査金利が0.5ポイント変わるだけで、借入3,500万円・35年返済のケースでは毎月の試算返済額が約8,000〜9,000円変わります。年間換算で10万円前後の差になり、返済比率の判定に直接影響します。

国土交通省のデータによると、新築住宅の平均取得資金は約4,200万円(2024年度調査)です。平均的な新築住宅を購入しようとすると借入希望額が4,000万円前後になるケースが多く、この金額帯では審査金利の差が審査結果を左右します。

⚠️ 注意

審査金利は各銀行が公式に公表している数字ではなく、目安として流通している情報です。実際の審査結果は年収・勤続年数・他のローン残高・信用情報など複合要素で決まります。この記事の試算は参考値としてご確認ください。

auじぶん銀行・三井住友銀行・りそな銀行への住宅ローン申込み手順はどうすればよいか?

返済比率の条件を把握したうえで実際に申込む場合、基本的な手順はどの銀行でも共通しています。ここではauじぶん銀行を例に、申込み前から融資実行までの流れを整理します。

STEP1:事前審査(仮審査)に申込む

公式サイトから事前審査フォームに必要事項を入力します。年収・勤続年数・借入希望額・物件の概要などが必要です。記入時間は概ね20〜30分程度で、結果は通常2〜3営業日で届きます。auじぶん銀行はすべてオンラインで完結できる点が特徴です。

STEP2:事前審査の結果を確認する

承認・条件付き承認・否決のいずれかが通知されます。否決の場合は理由が明示されないケースがほとんどです。条件付き承認は「減額が前提」という意味なので、希望額との差を確認します。複数行に同時に出している場合はここで結果を比較します。

STEP3:本審査に必要な書類を準備する

源泉徴収票・住民票・物件の売買契約書・登記事項証明書などが必要です。書類の種類は銀行と物件種別(新築・中古・注文住宅)によって異なります。銀行の案内書に従って漏れのないよう準備します。

STEP4:本審査に申込む

書類をそろえて本審査を申込みます。審査期間は1〜2週間程度が一般的です。この間、銀行から追加書類の提出や確認連絡が入ることがあります。急いでいる場合は審査担当者に進捗確認することも可能です。

STEP5:承認後、契約・融資実行

本審査が承認されたら、金銭消費貸借契約を締結します。物件引渡し日に合わせて融資が実行されます。auじぶん銀行の場合は手続きの多くがアプリとオンラインで完結します。

ここで1つ、同じ申込みでも「どこから入るか」だけで結果が変わる話をします。ハピタスは無料登録できるポイントサイトで、料金プランや月額料金はまったく変わりません。ハピタスからauじぶん銀行の住宅ローンに申込むだけで、約8,000円相当のポイント還元が受け取れます。手間は通常の申込みとほとんど同じで、知っているかどうかで損得が分かれます。

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3行の主要審査条件を比較する

比較項目 三井住友銀行 auじぶん銀行 りそな銀行
審査金利(目安) 3.10%(最低) 3.50% 3.60%(最高)
返済比率の上限 35% 35% 35%
年収400万円未満の返済比率 30%(目安) 30%(目安) 30%(目安)
申込み方法 窓口・ネット ネットのみ 窓口・ネット
無料団信の内容 一般団信(標準) がん保障付き無料(団信) 一般団信(標準)
ポイント還元(ハピタス) 案件に応じて変動 約8,000円相当のポイント還元 案件に応じて変動

※審査金利・返済比率はいずれも公式発表ではなく、複数の公開情報をもとにした目安です。最新情報は必ず各銀行の公式サイトでご確認ください。
※ポイント還元額は記事更新時点のものです。申込み前にハピタス内でご確認ください。

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審査金利の差が借入可能額を最大350万円変えるのはなぜか?

調査中に気づいたんですが、3行の審査金利の差が借入可能額にどれほど影響するかを年収帯別に数値化したコンテンツがほとんど見当たりませんでした。気づきを書き残しておきます。

返済比率の計算式はシンプルです。「年間返済額 ÷ 年収 × 100 ≦ 35%」が基準です。年間返済額は「審査金利で計算した月額返済額 × 12ヶ月」で求めます。つまり審査金利が低いほど年間返済額が少なくなり、35%の枠に入りやすくなります。

以下は借入期間35年・返済比率上限35%・元利均等返済を条件に試算した年収帯別の借入可能額です。

年収 三井住友銀行
(審査金利3.10%)
auじぶん銀行
(審査金利3.50%)
りそな銀行
(審査金利3.60%)
最大差額
400万円 約2,984万円 約2,821万円 約2,784万円 約200万円
500万円 約3,732万円 約3,527万円 約3,480万円 約252万円
600万円 約4,478万円 約4,233万円 約4,175万円 約303万円
700万円 約5,225万円 約4,939万円 約4,872万円 約353万円

※借入期間35年・元利均等返済・返済比率35%上限で試算。実際の審査結果は他の条件によって異なります。

たとえば年収600万円で借入希望額が4,200万円のケースを考えます。三井住友銀行の審査金利(3.10%)で計算すると借入可能額は約4,478万円になり、4,200万円は枠内に収まります。しかしりそな銀行と比較した場合は審査金利3.60%で計算した借入可能額が約4,175万円となり、4,200万円の希望額を超えてしまいます。

つまり同一の年収・同一の借入希望額でも「三井住友銀行では通るが、りそな銀行では否決される」ケースが実際に存在します。申込み前にこの差を把握しておくことで、最初からどの銀行に申込むかを合理的に選べます。

他のローンが残っている場合の返済比率への影響

返済比率の計算には、住宅ローンだけでなく既存のすべての借入が含まれます。カーローン・カードローン・奨学金・フリーローンなど、現在返済中の借入の年間返済額が合算されます。たとえば年収500万円の方がカーローンで月3万円(年36万円)返済中の場合、住宅ローンに使える年間返済枠は「500万円 × 35% − 36万円 = 139万円」に縮小します。

カードローンは「実際に借りている金額」ではなく「借入枠の10%程度」を年間返済額に換算して計算する銀行もあります。使っていない100万円のカードローン枠があるだけで、審査上の年間返済負担が増える場合があります。申込み前にカードローンの枠を解約・削減しておくことも有効な手段です。

ゴールデンレトリバーのゴールデン

ゴールデンより一言:

「使っていないカードローンの枠がそのままだと、審査で『潜在的な借入』と見なされて返済比率が圧迫されることがあるよ。申込みの1〜2ヶ月前に解約しておくだけで審査結果が変わることがあるから、手元のカードをチェックしてみて」

X・知恵袋で見えた申込み前の不安の傾向

X・Yahoo知恵袋のコメントをざっと見ると、「auじぶん銀行に申込んだら思ったより少ない金額しか通らなかった」「りそな銀行は対面で相談しやすいが金額が厳しかった」という声が散見されます。一方で「三井住友銀行は審査が早く、担当者への連絡もスムーズだった」というコメントも見かけました。審査の結果は各人の属性次第ですが、審査金利の差が影響しているケースは多いようです。

返済比率で銀行選びに迷った申込者の本音 Top3

最多の悩み
38%
auじぶん銀行の返済比率の壁
その他の理由
審査金利差による借入限度のズレ27%
年収400万未満の上限誤解22%
その他13%

コメント欄・Xをざっと見たぼくの体感値です。

📌 ポイント

仮審査は無料で出せるものがほとんどで、信用情報への影響も本審査より軽微です。3行同時に出しておけば返済比率ギリギリのケースでも最も有利な条件の銀行を選べます。

auじぶん銀行・三井住友銀行・りそな銀行の返済比率についてよくある質問

Q. 3行の中で返済比率が一番緩い銀行はどこですか?
返済比率の上限(35%)はどの銀行も同じです。ただし審査金利が低いほど試算される月額返済額が少なくなり、返済比率の基準を満たしやすくなります。3行の中で審査金利が最も低いのは三井住友銀行(目安3.10%)で、同じ年収・同じ借入希望額であれば最も借入可能額が大きくなる可能性が高いです。
Q. 年収400万円未満でも3行に申込めますか?
申込み自体はできますが、年収400万円未満の場合は多くの銀行で返済比率の上限が30%(または25%)に引き下げられます。auじぶん銀行・三井住友銀行・りそな銀行はいずれも年収400万円未満の方には30%前後の基準を適用する方向です。この場合、借入可能額が年収400万円以上の方と比べて大幅に少なくなります。年収が低い場合はフラット35など審査基準が異なるローンの検討も有効です。
Q. 複数の銀行に同時に仮審査を出しても問題ありませんか?
仮審査(事前審査)を複数行に同時に出すこと自体は一般的に行われています。本審査と異なり、仮審査段階では信用情報機関への照会も簡易的なものにとどまるケースが多いです。ただし各金融機関のポリシーが異なるため、心配な場合は申込み前に各銀行へ確認することをおすすめします。
Q. カーローンやカードローンが残っていると返済比率はどう計算されますか?
住宅ローン審査では、住宅ローン以外の既存借入(カーローン・カードローン・奨学金など)の年間返済額も合算して返済比率を計算します。さらにカードローンは「実際の借入残高」だけでなく「借入枠の一定割合」を返済負担として計算する銀行もあります。申込み前に使っていないカードローンの枠を解約・削減しておくことで審査結果が改善することがあります。
Q. auじぶん銀行の「がん保障付き無料団信」は審査の通りやすさに影響しますか?
団信の保障内容は返済比率の計算には直接影響しません。ただし特定の健康状態によってはワイド団信(加入条件が緩い団信)への切り替えを条件にされることがあります。auじぶん銀行の特徴と団信の詳細については別記事でも解説しています。

どの銀行から申込むかで借入可能額が最大300万円以上変わる、その理由と選び方

3行の返済比率の比較をまとめます。返済比率の上限(35%)はauじぶん銀行・三井住友銀行・りそな銀行のいずれも同じです。しかし審査金利に差があり(三井住友3.10%・auじぶん3.50%・りそな3.60%)、同じ年収・同じ借入希望額でも審査の通りやすさが変わります。

年収600万円で借入4,200万円を希望する場合、三井住友銀行では返済比率の枠内に収まりますが、りそな銀行では借入可能額の上限(約4,175万円)を超えてしまいます。この差は約300万円以上です。どの銀行に申込むかを知っているかどうかだけで、審査結果が変わります。

ただし最終的にどの銀行を選ぶかは返済比率だけで決めるものではありません。実際の適用金利・団信の保障内容・手数料・手続きの利便性も含めて比較することが重要です。返済比率の観点では三井住友銀行が有利ですが、auじぶん銀行はスマートフォンから全手続きが完結する手軽さと、がん保障付き団信が無料という点で大きなメリットがあります。りそな銀行は対面相談ができる安心感と団信の選択肢の豊富さが強みです。

住宅金融支援機構「2025年度 住宅ローン利用者の実態調査」では、変動金利を選んだ人の割合が73.0%に達しています。低金利の恩恵を受けながらも、審査では3%台の審査金利が使われる現実があります。申込み前に審査金利の違いを把握しておくことが、後悔しない銀行選びの第一歩です。

📌 ポイント

返済比率がギリギリのケースでは、審査金利が最も低い三井住友銀行に仮審査を出しながら、auじぶん銀行にも並行して申込んでおく方法が合理的です。auじぶん銀行はハピタスからの申込みで約8,000円相当のポイント還元も受け取れます。

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※ポイント還元額は記事更新時点のものです。申込み前にハピタス内でご確認ください。

住宅ローンの選び方で迷っている場合、返済比率のほかに実際の借入金利・手数料・繰り上げ返済の柔軟性なども判断材料になります。3行それぞれの最新の適用金利や手数料の詳細は各銀行の公式サイト(auじぶん銀行公式サイト)でご確認ください。

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この記事を書いた人

妻と子ども3人+ゴールデンレトリバーと暮らす会社員です。住宅ローンを機に「給料だけに頼る生活を変えよう」と決め、NISA・ふるさと納税・ポイ活使えるものは全部試してきました。失敗もしました。その経験が全部、このブログに入っています。

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