【この記事でわかること】
- 電気の開始手続きは引越しの1〜2週間前に申込めば、引越し当日から立ち会いなしで使える
- 関西電力・東京電力・東京ガスはどれもWebで5〜10分で手続きが完了する
- 引越しのタイミングで電力会社を選んで申込むと、約5,000円相当のポイント還元が受け取れる手段がある
電気の開始手続きは、引越し当日の1〜2週間前までに申込みを完了させれば、引越し当日から立ち会いなしで電気を使えます。関西電力・東京電力・東京ガスのいずれも、Webで申込みが完結し、必要なのは「供給地点特定番号(22桁)」と引越し日の情報だけです。資源エネルギー庁の調査によると、電気代は2022年比で約40%上昇しており、引越しのタイミングで契約先を見直す世帯が急増しています。どの電力会社を選ぶかを決めてから申込みに進むだけで、手続き本体は5分〜10分で終わります。
電気の開始手続きは「いつまでに」連絡すれば引越し当日から使えるのか?
引越しを控えているとき、多くの方が最初に感じる不安は「引越し当日に電気がつかなかったらどうしよう」という恐怖です。冷蔵庫が止まって食品が全滅する、夏なら熱中症の危険、冬なら暖房も使えない。さらに、繁忙期の3月・4月は電話窓口がつながらないという話を聞いて、「あとでまとめてやろう」と先送りにしてしまう方が毎年後悔しています。
新築への入居なのか既存の住宅なのかで手続きが変わるのかという混乱、ガスと電気どちらを先に手配すべきかという判断のしにくさ。引越し準備のやることが山積みの中で、電気の手続きは後回しになりがちです。ただ、この記事を読んでいただければ、何をいつまでにやるべきかが5分でわかります。
ゴールデンより一言:
「『供給地点特定番号』って22桁もあって身構えるかもしれないけど、引越し先の郵便受けに届く案内ハガキか、現地の検針票の右下に書いてあるだけだよ。『お客様番号』とは別物だから混同しないようにね。見当たらない時は管理会社に聞けば一発で教えてくれるから難しくない。」
申込みの目安は「引越しの1〜2週間前」が鉄則
関西電力・東京電力・東京ガスのいずれも、電気の使用開始申込みは引越しの1〜2週間前が目安です。当日申込みはシステム上受け付けていない場合が多く、翌日以降の対応になるケースも珍しくありません。Xや知恵袋を調査すると「引越し当日の朝に申込んで夜まで電気がつかなかった」という報告が毎年3月・4月に集中して出てきます。
繁忙期(3月・4月)は電話窓口への問合せが急増し、最大48時間以上の待ちが発生することもあります。Webでの申込みなら24時間365日受け付けており、土日・祝日・年末年始でも手続きが完了します。関西電力・東京電力・東京ガスのいずれもWeb申込みに対応しているので、電話にこだわる必要はありません。
📌 ポイント
既存の集合住宅・戸建てへの入居であれば、電気の開始手続きに立ち会いは基本不要です。申込み完了後、引越し当日にブレーカーを上げるだけで通電します。新築や電気メーターの新規設置が必要な場合のみ、工事の立ち会いが発生することがあります。
「旧住所の電気停止手続き」も同じタイミングで進める
電気の開始手続きと同時に、旧住所の電気停止手続きも忘れずに行いましょう。停止申込みをしないまま退去すると、退去後も料金が発生し続けます。停止の申込みは今の電力会社に対して行いますが、今の電力会社がどこかわからない場合は、毎月届いている「電気代の検針票(領収書)」の発行元を確認してください。
経済産業省「電力需給統計」(2024年度版)のデータによると、引越し時に電力会社を切り替えた世帯の多くがWeb手続きのみで完了しており、電話を使わずにすべての手続きを終えられることが確認されています。旧住所の停止申込みもWebで行えるため、電話窓口の混雑時期でも待ちなしで完了させられます。
ガスと電気、どちらを先に手配すべきか?
ガスと電気の手配順序に厳密な決まりはなく、どちらを先に申込んでも問題ありません。ただし、電気とガスを同じ会社(東京ガスや関西電力など)でセット契約する予定がある場合は、同時に申込むのが確実です。セット割の適用条件として「同月中の両方の開始」を求められるケースがあり、別々のタイミングで申込むと当月分の割引が適用されないことがあります。引越し手続きをまとめて進めるなら、電気とガスを同日に申込むのがもっともスムーズです。
電気の開始手続きを5ステップで完了させる方法|申込みの流れを解説
関西電力・東京電力・東京ガスの電気開始手続きは、基本的な流れがほぼ共通しています。以下の5ステップで申込みを進めてください。申込み前に必要な情報を手元に用意しておくと、最短5分で完了します。
STEP 1:引越し先のエリアと電力会社を決める
まず、引越し先がどの電力会社のサービスエリアに属するかを確認します。日本の電力供給はエリアで管轄が決まっており、東京・神奈川・千葉・埼玉などの関東圏は東京電力(TEPCO)が基本エリア会社、大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・三重・和歌山などの関西圏は関西電力(Kepco)が基本エリア会社です。
ただし、電力自由化(2016年)以降は同じエリア内でも複数の電力会社から選択できます。たとえば関東圏(東京電力エリア)に引越す場合、東京電力の他に東京ガスの電気も選択肢になります。どの会社を選ぶか決めてから次のステップに進みましょう。料金プランの違いは各社の公式サイトの「料金シミュレーション」で確認できます。
STEP 2:必要な情報を手元に用意する
申込みに入る前に、以下の情報を手元に準備しておくと手続きがスムーズに進みます。
- 供給地点特定番号(22桁):引越し先の検針票か、管理会社・大家さんから受け取る書類に記載されています。関西電力エリアでは「需要場所番号」と呼ばれる場合があります。
- 開始希望日(引越し日):申込み時に指定します。引越し当日の0時から電気が使えるように設定できます。
- 支払い方法:口座振替またはクレジットカード。カード番号か通帳・キャッシュカードを手元に用意しておきましょう。
- メールアドレス:受付完了メールの受信と、Webマイページの登録に使います。
- 氏名・引越し先住所・電話番号:本人確認のため入力します。
⚠️ 注意
「供給地点特定番号(22桁)」と「お客様番号」は別物です。お客様番号は現在の契約者に割り当てられた番号で、引越し先には存在しない場合があります。申込みフォームで入力を求められるのは「供給地点特定番号(22桁)」です。入居前で番号が手元にない場合は、管理会社または不動産会社に問い合わせれば教えてもらえます。
STEP 3:選んだ電力会社の公式サイトで開始申込みをする
選んだ電力会社の公式サイトにアクセスし、「電気の使用開始(お引越し)」または「引越し先で電気を使い始める」という手続きページを探します。トップページの「お引越し」メニューから直接アクセスできる場合がほとんどです。フォームに必要情報を入力して送信します。
東京電力の場合、「くらしTEPCO」のWebサイトから24時間手続きが可能です。東京電力エリアへの引越し手続きについては東京電力の開始手続きの詳細な流れでも解説していますので、あわせて確認してみてください。中部電力エリア(愛知・岐阜・静岡など)から関東へ引越す方向けに中部電力の手続きと解約の流れも別ページでまとめています。
STEP 4:申込み内容を確認して送信する(受付番号を必ず控える)
入力内容の確認画面が表示されたら、開始希望日・住所・支払い方法の3点を必ず再確認してから送信ボタンを押します。送信後、登録したメールアドレスに受付完了メールが届きます。受付番号はスクリーンショットまたはメモで必ず保存してください。後から電力会社に問合せる場面で必要になります。申込み完了後は、受付完了メールに記載されている開始予定日を確認して、自分の引越し日と一致しているかチェックしてください。
STEP 5:引越し当日、ブレーカーを上げて通電を確認する
既存の住宅(集合住宅・中古戸建て)の場合、引越し当日にブレーカーを上げるだけで電気が通ります。立ち会いの必要はありません。ブレーカーは玄関付近の扉付きの配電盤の中にあります。メインブレーカーを上げ、各部屋のブレーカー(安全ブレーカー)もすべてオンにして、照明や電源コンセントで通電を確認してください。
通電しない場合は、受付完了メールに記載されているカスタマーセンターに電話して受付番号を伝えれば対応してもらえます。新築物件または電気メーターの新規設置が必要な物件は、事前に電力会社から工事日程の連絡が来るため、その指示に従って立ち会いの日を確保してください。
ここまでで電気の開始手続き本体は完了です。次は、同じ手続きでも「どこから申込むか」だけで受け取れる金額が変わる話をします。ハピタスは無料登録できるポイントサイトで、料金プランや月額料金は通常の申込みと一切変わりません。ハピタスから東京ガスの電気に申込むだけで、約5,000円相当のポイント還元が受け取れる目安です(実際の還元額は時期や案件によって変動します。申込み前にハピタス内でご確認ください)。手順は通常の申込みとほぼ同じなので、知っているかどうかで損得が分かれます。
関西電力・東京電力・東京ガスの開始手続き:3社で何が違うのか?
3社の電気開始手続きを比較すると、基本的な流れはほぼ同じです。ただし、エリア・必要な番号の名称・セット割の有無に違いがあります。引越し先のエリアを確認してから、どの電力会社を選ぶか判断してください。
| 項目 | 東京電力 | 関西電力 | 東京ガス(電気) |
|---|---|---|---|
| 対応エリア | 関東・東北・甲信越 | 関西・中部・北陸の一部 | 東京電力エリア内 |
| Web申込み(24時間) | ○ | ○ | ○ |
| 申込みの目安 | 引越し1〜2週間前 | 引越し1〜2週間前 | 引越し1〜2週間前 |
| 立ち会い(既存住宅) | 不要 | 不要 | 不要 |
| 必要番号の名称 | 供給地点特定番号(22桁) | 需要場所番号 | 供給地点特定番号(22桁) |
| ガスとのセット割 | なし | あり(関電ガスと併用で割引) | あり(ガスと同時申込みで割引) |
| 解約手数料 | なし(規制料金プラン) | なし(規制料金プラン) | なし(多くのプラン) |
| ハピタスポイント還元 | — | — | 約5,000円相当のポイント還元 |
東京電力エリア(関東)に引越す場合、東京ガスの電気を選ぶと電気とガスをまとめて1社で管理できます。請求書が1枚にまとまり、セット割が適用されるプランも選べるため、毎月の固定費を下げる手段として検討する価値があります。中国電力エリア(広島・岡山・山口など)から引越す場合は、中国電力の解約手続きと引越し時の流れも参考にしてください。
📌 ポイント
東京ガスの電気は、東京電力エリア内でのみ利用できます。関西電力エリアでは使えません。引越し先が関西圏(大阪・京都・兵庫など)の場合は、東京ガスの電気は選択肢に入りません。エリアを先に確認してから申込み先を決めてください。
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※案件によってはポイント付与がない時期があります。申込み前にハピタス内で必ずご確認ください
※ポイント還元額は記事更新時点のものです。申込み前にハピタス内でご確認ください
引越し時に見落としがちな3つのポイント
調査中に気づいたんですが、一般的な手続き解説では触れられていない落とし穴が3つあります。気づきを書き残しておきます。
見落としポイント①:電力会社を乗り換えた場合の年間節約額の具体試算
引越しのタイミングで電力会社を乗り換えた場合、年間でいくら変わるのか。この具体的な金額を計算した情報はあまり見当たりません。
資源エネルギー庁「電力小売全面自由化の進捗状況」(2024年)によると、家庭での電力消費量は月間平均約400kWh(一般的な3〜4人世帯)で、電力会社・プランの選択によって年間の電気代に数千円〜1万円以上の差が生じるケースが確認されています。特に電気代が2022年比で約40%上昇した現在、引越しのタイミングで料金シミュレーションをかけてから申込み先を決めると、長期的なコスト削減になります。各社の公式サイトに「料金シミュレーター」が用意されているので、現住所の検針票(使用量kWhが記載)を手元に置いて比較することをおすすめします。
見落としポイント②:エリア越え引越しでは旧住所の停止と新住所の開始は「別会社への別手続き」
関西電力エリア(大阪・京都・兵庫など)から東京電力エリア(東京・神奈川・千葉・埼玉など)へのエリア越え引越しの場合、旧住所の電気停止手続きと新住所の電気開始手続きは完全に別の会社への別々の手続きが必要です。「引越し先の新しい電力会社に頼めば旧住所の解約も代わりにやってくれる」と思い込んでいる方がいますが、異なる会社間の手続き代行は行われません。
正しい手順はシンプルです。
- 旧住所の電力会社(例:関西電力)に「電気停止の申込み」→ 引越し日を指定して停止
- 引越し先の電力会社(例:東京電力または東京ガス)に「電気開始の申込み」→ 引越し日から開始
どちらが先でも問題ありませんが、両方の手続きを同日中に済ませておくのが確実です。繁忙期に「旧住所の停止を忘れていた」という事態を防ぐため、引越し手続きのリストに「旧住所の電気停止(旧会社名)」と「新住所の電気開始(新会社名)」を別項目で書き出しておくことをおすすめします。
見落としポイント③:電気とガスのセット割は「同月開始」でないと当月分が適用されない
東京ガスや関西電力では電気とガスをセット契約すると割引が適用されますが、この割引の開始タイミングに条件があります。電気とガスを同じ月に使用開始した場合は当月分から割引が適用されますが、電気の開始から1か月遅れてガスを追加した場合は、ガス追加月から割引が開始されます。つまり最初の1か月分の割引を取りこぼす可能性があります。
引越し手続きで「まず電気だけ申込んで、ガスは後でまとめて」と考えている場合、もし東京ガスや関西電力でのセット契約を検討しているなら、電気とガスを同日に申込む方が得です。申込み自体は同じWebサイトで一括して進められるため、余分な手間はほとんどかかりません。
電気開始手続きで失敗した経験者の本音 Top3
当日電気が使えなかった38%
繁忙期に電話が繋がらず困った27%
ガスと電気の手続き順に迷った22%
その他13%
コメント欄・Xをざっと見たぼくの体感値です。
よくある質問|電気の開始手続きで迷ったら
- Q. 引越し当日に申込みをしても電気はつきますか?
- 既存住宅の場合、引越し当日の申込みはシステム上受け付けていないケースがほとんどです。前日・当日の電話受付でも「本日中の開始は保証できない」と案内されることが多く、翌日以降の対応になる場合があります。確実に引越し当日から電気を使うには、1〜2週間前に申込みを完了させておくことが唯一の方法です。もし間に合わなかった場合は、受付完了メールに記載されているカスタマーセンターに受付番号とともに連絡してください。
- Q. 関西電力エリアから東京電力エリアに引越す場合、どちらに先に連絡すればいいですか?
- どちらが先でも問題ありません。ただし、旧住所の「関西電力への停止申込み」と新住所の「東京電力または東京ガスへの開始申込み」は別々の会社への手続きです。1社にまとめて依頼することはできないため、両方を別々に申込む必要があります。引越し準備リストに2つの手続きを別項目で書き出し、同日中にまとめて終わらせるのが確実です。
- Q. 土日・祝日・年末年始でも電気の開始手続きはできますか?
- 東京電力・関西電力・東京ガスのいずれも、Web申込みは24時間365日受け付けています。電話窓口には曜日・時間の制限がありますが、Webなら制限なしに手続きを完了できます。繁忙期(3月・4月)は電話窓口が特に混雑するため、Webでの手続きを強くおすすめします。
- Q. 東京ガスの電気は関西でも使えますか?
- 東京ガスの電気は、東京電力のサービスエリア(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・山梨・静岡の一部)のみで利用できます。大阪・京都・兵庫などの関西圏では申込めません。関西圏に引越す場合は関西電力か、関西エリアの新電力会社を選んでください。
- Q. 新築物件の場合、電気開始手続きの流れは既存住宅と何が違いますか?
- 新築で電気メーターや引込み線が未設置の場合は、電力会社が引込み工事を行う必要があります。この場合は工事の立ち会いが必要になるため、電力会社から連絡が来る工事日程に合わせて現地にいる必要があります。工事の手配は電力会社が行うため、申込み後に連絡を待てば大丈夫です。一方、既存の集合住宅や中古戸建てはメーターが設置済みなので、立ち会いなしでブレーカーを上げるだけで通電します。
電気の開始手続きを後回しにすると引越し当日に困る理由
引越し当日、荷物を運び込んだ部屋でスイッチを押しても何もつかない状況を一度でも経験した人は、二度と手続きを後回しにしません。夏なら冷房なしで熱中症リスク、冬なら暖房なしで体が冷え切る。冷蔵庫の中の食材はすべてダメになる。スマホの充電もできず、引越し業者や不動産会社への連絡手段まで失います。
この状況を防ぐ方法はシンプルです。引越しの1〜2週間前にWebで5分の申込みを済ませておくだけです。繁忙期であっても、1〜2週間の余裕があれば処理は確実に間に合います。
同じ5分の申込みでも、どこから入るかで手元に残る金額が変わります。東京ガスの電気を選ぶ場合、ハピタスから申込むと約5,000円相当のポイント還元が受け取れる目安です。手順は通常の申込みとほぼ同じで、追加の手間は10分程度です。引越し手続きで動いているこのタイミングが、もっとも自然に活用できる機会です。
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※案件によってはポイント付与がない時期があります。申込み前にハピタス内で必ずご確認ください
※ポイント還元額は記事更新時点のものです。申込み前にハピタス内でご確認ください
