みずほ銀行とりそな銀行、返済比率が緩いのはどちらか?審査通過の条件を徹底比較【2026年最新版】

【この記事でわかること】

  • みずほ銀行・りそな銀行の返済比率の公式上限は同じでも、「審査金利の適用方法・総返済比率の計算・AI診断ツールの有無」で通りやすさに実質的な差が生まれる
  • 3,500万円を35年で借りた場合、審査金利(年3〜4%)で計算すると実際の変動金利との差で月5万円以上の開きが出ることがある
  • 自分の年収・他ローン状況を5ステップで整理するだけで、どちらの銀行に通りやすいかが判断できる

みずほ銀行とりそな銀行の住宅ローン審査で、返済比率の上限を調べるとどちらも「年収400万円未満は35%・年収400万円以上は40%」という同じ数字が出てきます。「結局どちらが緩いのか分からない」と感じた方は多いのではないでしょうか。

ぼく自身も借り換えを検討したとき、全く同じ壁にぶつかりました。同じ数字ばかり並んでいて、どちらの銀行に申し込めばいいのかが全く見えてこなかった。そこでもう一歩深く調査した結果、審査金利の適用・他ローン残高の扱い・AI診断ツールの有無という3つのポイントに着目すると、通りやすさに差が生まれるケースが浮かび上がってきました。

住宅金融支援機構「住宅ローン利用者の実態調査(2025年)」によると、変動金利を選択する利用者は全体の約73%を占めており、低金利時代の今こそ審査金利と実際の借入金利の差を正確に把握することが重要です。

目次

みずほ銀行とりそな銀行の返済比率、公式の数字はなぜ同じなのか?

住宅ローンの審査で使われる「返済比率」とは、年間の住宅ローン返済額(+他ローン返済額の合計)÷ 年収で算出される割合です。この割合が低いほど返済の負担が軽いと判断され、審査で有利になります。

みずほ銀行とりそな銀行の返済比率の上限は、業界全体の審査基準として広く定着した「年収400万円未満は35%・年収400万円以上は40%」という数値を採用しています。この基準が共通している背景には、1999年に設定された住宅金融公庫(現:住宅金融支援機構)の融資基準が業界スタンダードとして定着した経緯があります。

年収400万円の境界線がある理由は、低年収帯では生活費・食費・教育費などの固定支出が年収に占める割合が高く、同じ返済比率でも実質的な生活への圧迫度が大きくなるためです。そのため、より低い上限が設けられています。

ゴールデンレトリバーのゴールデン

ゴールデンより一言:

「返済比率の計算は月収じゃなくて年収を使うよ。しかも住宅ローンだけじゃなくて、カーローンや奨学金の返済も全部足して計算するんだ。他の借入が多い人ほど、比率がどんどん上がるから注意してね」

公式の数字が同じである以上、「どちらが緩いか」を判断するためには、その数字の裏側にある審査金利の使い方・総返済比率の計算ルール・行内の審査裁量に踏み込む必要があります。次のセクションで具体的に整理します。

📌 ポイント

返済比率の「表の数字(35%・40%)」は両行ともほぼ同じ。差が生まれるのは、その数字をどんな計算方法で適用するかという部分です。

審査の通りやすさに差が出るのはどんな条件のときか?

表面の数字が同じでも、実際の審査で差が出やすいケースがあります。以下の3つのポイントに絞って確認しておきましょう。

①「審査金利」の適用水準が返済比率の実態を左右する

変動金利で住宅ローンを申し込む場合でも、返済比率の計算には実際の借入金利ではなく「審査金利」と呼ばれる仮の金利が使われます。みずほ銀行・りそな銀行ともに2026年時点では概ね年3〜4%前後を審査金利として使用するケースが多いとされています。

たとえば、3,500万円・35年返済で借りた場合の月返済額は以下のように変わります。

計算パターン 使用金利 月返済額(試算) 年収300万円の場合の返済比率
実際に払う金利ベース 変動0.5% 約85,000円 約34%(上限内)
審査金利ベース 3.5% 約143,000円 約57%(上限超え)

この差は月約58,000円、年間では約69万円の開きです。実際の支払いでは余裕でクリアできる水準でも、審査金利で計算すると返済比率の上限を超えてしまう、というケースがここから生まれます。

②「他ローン残高」を含む総返済比率の扱い方

みずほ・りそな両行とも、住宅ローン以外の借入(カーローン・教育ローン・カードのリボ払いなど)を含めた「総返済比率」で審査します。ここで差が生まれやすいのは、残債がわずかで数ヶ月で完済予定のローンをどう評価するかという裁量部分です。

りそな銀行は申込み前のヒアリングや窓口相談で、そうした条件をケースバイケースで考慮するケースがあると説明されることがあります。一方みずほ銀行は比較的規定通りの基準で機械的に審査するケースが多いと言われています。ただし、担当者・支店・時期によって対応は異なるため、あくまで参考程度にとらえてください。りそな銀行の返済比率の詳細条件については、別記事でも詳しく整理しています。

③ りそな銀行のAI診断ツールの存在

りそな銀行では、スマートフォンアプリを活用した事前審査シミュレーションが提供されており、申込み前に「この借入条件・収入・他ローン状況で審査の見込みはどうか」をある程度確認できます。この診断結果が審査に直接影響するわけではありませんが、事前に見込みを確認できる手段があることは申込み前の安心感につながります。

みずほ銀行にも公式サイト上のシミュレーターはありますが、AI活用の積極度合いでいえばりそな銀行の方が先行している状況です。

ゴールデンレトリバーのゴールデン

ゴールデンより一言:

「『審査金利』は銀行が計算にだけ使う仮の数字で、実際に払う金利とは全然違うよ。変動金利0.5%で借りても、審査は年3〜4%で計算されることが多い。だから『手取りで余裕なのに審査に落ちた』というケースの多くは、この審査金利で返済比率の上限を超えたことが原因なんだ」

国土交通省の調査によると、新築住宅の平均取得資金は約4,200万円(2024年調査)です。この金額で審査金利3.5%・35年返済で計算すると、月々の返済試算額は約172,000円。返済比率40%以内に収めるには年収で約516万円が必要という計算になります。

住宅ローンの申込み前に確認すべき、返済比率の手順は何か?

自分の状況がみずほ・りそなのどちらに通りやすいかを判断するには、以下の5ステップで整理するのが確実です。

STEP 1 | 自分の年収区分を確認する

現在の年収が400万円未満か400万円以上かを確認します。この境界線で適用される返済比率の上限が変わります(35%または40%)。源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」ではなく、「支払金額(税引前の年収)」を使って判定します。副収入・配偶者との合算収入の扱いは銀行によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

STEP 2 | 他ローン・借入残高を全て書き出す

カーローン、教育ローン、フリーローン、クレジットカードのリボ払い残高などを全てリストアップします。住宅ローンの審査では、これらの月々の返済額を合算して総返済比率が計算されます。残債が少なくても完済していない限りは審査の対象になるため、正確に把握しておくことが重要です。

STEP 3 | 審査金利(年3〜4%目安)で月返済額を試算する

希望借入額・返済期間・審査金利(年3.5%を目安に設定)を入力し、月返済額の試算を行います。各行の公式サイトにあるシミュレーターを活用するか、以下の計算式で確認します。

総返済比率 =(住宅ローン月返済額 + 他ローン月返済額)× 12 ÷ 年収

STEP 4 | 試算した返済比率と各行の上限を照らし合わせる

算出した総返済比率が35%(年収400万円未満)または40%(年収400万円以上)を下回っているかを確認します。この段階では両行の基準は同じです。上限を超える場合は、借入額の削減・返済期間の延長・既存ローンの先行完済を検討します。

STEP 5 | 条件に合った銀行の公式サイトにアクセスして申込む

シミュレーション結果を踏まえて、みずほ銀行またはりそな銀行の公式サイトから申込みに進みます。他ローンが複数ある・年収が境界線付近という方は、事前にりそな銀行のAI診断ツールで見込みを確認してから申込む手順も有効です。なお、auじぶん銀行の返済比率条件など他行も含めた比較をした上で最適な申込み先を選ぶことも選択肢の一つです。

ここからは、同じ申込みでも「どこから入るか」だけで手元に残る金額が変わる話をします。ハピタスは無料登録できるポイントサイトで、料金プランや銀行の審査条件は一切変わらないまま、ハピタスのページから銀行の申込みに進むだけで約8,000円相当のポイント還元が受け取れます。手順は通常の申込みとほぼ同じなので、知っているかどうかだけで損得が分かれます。

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みずほ銀行・りそな銀行の審査条件とハピタス申込み比較

比較項目 みずほ銀行 りそな銀行
年収400万円未満 返済比率上限 35% 35%
年収400万円以上 返済比率上限 40% 40%
審査金利の目安(変動金利申込み時) 年3〜4% 年3〜4%
AI事前診断サポート シミュレーター(基本機能) AI診断ツール(アプリ連携)
他ローン残高の取扱い 総返済比率に合算 総返済比率に合算
少額残債・短期完済予定ローンの考慮 規定ベースの審査 窓口ヒアリング後に考慮されるケースあり
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審査金利と総返済比率の計算が生む「見えにくい差」とは何か?

調査中に気づいたんですが、みずほ銀行とりそな銀行の返済比率を比較した記事を読んでも、どの記事も「400万円未満35%・400万円以上40%」という同じ数字を横並びに記載するところで止まっており、次の3点を同時に比較した情報が見当たらなかったので、気づきを書き残しておきます。

審査金利で計算した「実効返済比率」はこれだけ変わる

同じ借入条件でも、審査金利(約3.5%)で計算した場合の実効返済比率は、実際の変動金利(0.5%前後)で計算した場合と大きく乖離します。具体例で確認しましょう。

借入条件:4,000万円・35年返済

年収 実際金利0.5%での返済比率 審査金利3.5%での返済比率 審査結果(上限40%基準)
400万円 約29% 約49% 審査NG(上限超え)
500万円 約23% 約39% 審査通過(上限内)
600万円 約19% 約33% 審査通過(余裕あり)

この表が示すのは、4,000万円の借入に対して年収400万円では、実際の返済は問題なくても審査金利ベースで上限の40%を大きく超えてしまうという現実です。みずほ・りそなどちらの銀行も、この審査金利の適用方法は概ね同水準であるため、「どちらが緩いか」という問いに対する答えは、この部分だけでは差が出ません。

他ローン残高の計算式で変わる総返済比率の実態

たとえばカーローンの残債が80万円(月々返済額22,000円・残り36ヶ月)という状況を想定します。この月々22,000円が住宅ローンの審査上の返済比率に上乗せされます。年収500万円の人が4,000万円の住宅ローンを借りようとする場合、審査金利3.5%での月返済額約163,000円に22,000円を加えると月185,000円。年間222万円となり、返済比率は約44%に跳ね上がります。この44%は上限の40%を超えるため、カーローンが残っている状態では審査が通らない計算になります。

みずほ銀行は規定通りのルールでこの残債を計算に含める傾向があるのに対し、りそな銀行では「残り数ヶ月で完済予定のローン」について窓口ヒアリングを通じて個別に考慮されることがあると言われています。この「ケースバイケースの裁量」が、状況によっては通りやすさの差として表れる部分です。

りそな銀行のAI診断が返済比率判定に与える影響

りそな銀行のアプリ内AI診断は、返済比率・勤続年数・雇用形態・借入希望額などを入力すると「審査通過の見込み」をスコアで示す機能を持っています。これは本審査の代替にはなりませんが、申込み前に条件を調整して通過見込みを高めるための手がかりとして活用できます。「今の状態では厳しいが、カーローンを完済してから申し込めばスコアが上がる」といった判断を、事前に自分でできる点が他行との差別化になっています。

📌 ポイント

「みずほとりそな、どちらが緩いか」は条件によって変わります。他ローンが多い・年収が境界線付近・雇用形態が非正規という方は、りそな銀行の事前AI診断で条件を確認してから申込む手順が有効です。逆に条件が整っている方はどちらでも大差はありません。

返済比率で審査に悩む人が感じる壁Top3

「返済比率が上限をギリギリ超えた」38%
「他ローン込みで比率オーバー」27%
「産休・育休で収入が減額計算」22%
「その他」13%

コメント欄・Xをざっと見たぼくの体感値です。

よくある質問

Q. みずほ銀行の返済比率の計算に含まれるローンはどれですか?
住宅ローン以外に、カーローン・教育ローン・フリーローン・クレジットカードのリボ払い・キャッシングの月々返済額が含まれます。クレジットカードの分割払い(ショッピング枠)も、残高によっては審査対象になるケースがあります。申込み前に全ての借入状況を整理しておくことが重要です。
Q. りそな銀行のAI診断ツールを使わないと審査で不利になりますか?
AI診断ツールは申込み前の参考確認ツールであり、使用しなくても審査の合否には直接影響しません。ただし、条件が境界線付近の方にとっては、事前に見込みを把握して条件を調整できるため、活用する方が申込みリスクを下げられます。AI診断を使った上で申込み条件を最適化してから本申込みに進む手順が、特に他ローンが残っている方には有効です。
Q. 年収がちょうど400万円付近の場合、どちらの銀行が有利ですか?
年収が400万円をわずかに下回る場合、上限が35%と低く設定されるため審査が厳しくなります。この水準の方は、まず借入希望額を見直すか、配偶者との収入合算を検討するのが現実的な対策です。みずほ・りそなどちらも基準は同じですが、りそな銀行は窓口での事前ヒアリングで個別事情を説明できる機会があるため、状況によってはりそなの窓口相談から始める方が有利になることがあります。
Q. 返済比率が上限を超えてしまう場合、どんな対策がありますか?
主に4つの対策があります。①借入額を減らす(頭金を増やす)、②返済期間を延ばす(月々の返済額を下げることで比率を下げる)、③既存ローンを先に完済して総返済比率を下げる、④配偶者との収入合算や連帯債務で分母の年収を増やす、です。特に③と④の組み合わせは効果が大きく、タイミングを調整するだけで審査通過ラインに届くケースが多くあります。
Q. みずほとりそなに同時に申し込んでもいいですか?
住宅ローンの本審査を複数行に同時に申し込むことは、信用情報機関に複数の照会記録が残るため、審査上マイナスの印象を与えるリスクがあります。事前審査(仮審査)であれば複数行への申込みは一般的に許容されていますが、本審査は1行に絞ってから進める手順が無難です。まず事前シミュレーションや窓口相談で比較し、条件の合う銀行に絞り込んでから本申込みに進みましょう。

みずほ・りそな、どちらを選ぶべきか最終的な判断基準とは?

ここまでの調査をまとめると、みずほ銀行とりそな銀行の返済比率の上限は同じです。しかし「どちらが自分の状況に合うか」は条件次第で変わります。以下の判断フローで整理してください。

自分の状況 おすすめの選択
他ローンなし・年収が上限に余裕がある どちらでも差は小さい。金利・手数料で選ぶ
他ローンあり・残債が数ヶ月で完済予定 りそな銀行(窓口ヒアリングで考慮の余地あり)
年収が400万円付近・境界線上 りそな銀行(事前AI診断で条件確認が可能)
勤続年数・雇用形態に不安がある りそな銀行(裁量審査の幅が広いとされる)
メガバンクの信頼性・取引実績を重視する みずほ銀行(三大メガバンクとしての安定感)

住宅ローンの申込みで損をしやすいのは「同じ条件で申し込んでいるのに、申込みルートの違いだけでポイント還元を受け取れる人と受け取れない人が生まれる」というケースです。みずほ・りそなのどちらを選んでも、ハピタスのページから申し込むだけで約8,000円相当のポイント還元が受け取れます。審査の条件は一切変わりません。知っているかどうかで差が出る、そのタイプの取りこぼしです。

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📌 ポイント

みずほ銀行を検討している方は、比較対象としてりそな銀行の返済比率の条件も合わせて確認しておくと、どちらが自分に合うかの判断がしやすくなります。返済比率以外の条件(金利・融資手数料・繰り上げ返済の手軽さ)での比較も、申込み先を決める上で重要な視点です。

※ポイント還元額は記事更新時点のものです。申込み前にハピタス内でご確認ください

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この記事を書いた人

妻と子ども3人+ゴールデンレトリバーと暮らす会社員です。住宅ローンを機に「給料だけに頼る生活を変えよう」と決め、NISA・ふるさと納税・ポイ活使えるものは全部試してきました。失敗もしました。その経験が全部、このブログに入っています。

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